道徳授業が苦手な先生のために開発した「道徳マップ」公開します!

昨年度から、いじめと不登校をなくすことを目的としたオンライン勉強会「週刊安全基地学級」を主催してきました。

その中で、学級を安全基地にする学級経営には道徳授業の活用が重要であるが、道徳授業を苦手な先生が多い、と知りました。

そこで、私のプロ講師としての知識と経験から開発した道徳授業準備のフレームワークが「道徳マップ」です。

講座等を行い、昨年の秋から、道徳マップの活用についてフォローアップするオンライン勉強会「道徳マップ実践会」を合計24回実施しました。

実際に道徳授業を行なっている学校の先生のサポートを行なってきました。

その中で、子ども達の成長だけでなく、先生方の授業力が高まったこともあり、情報を無料で公開していきます。

まずは解説動画をご視聴いただければと思います。

道徳マップ 紹介動画

道徳授業の難易度が高いのは、授業の流れを授業者が構築しなければいけないことにあると考えています。

他の教科であれば、伝える知識とゴールが明確ですからね。

ですが、道徳授業に関する本は、発問や板書に授業パッケージが多く、実際に授業を行うためには情報が不足しているように感じています。

この9マスの「道徳マップ」を多くの先生にみていただきましたが、誰もが「このようなものは初めてみた。」との感想をいただいています。その中には何冊も出版されたり寄稿されているベテランの先生方も含まれています。

口伝のような技術として伝承するのではなく、若手の先生でもフツーに授業し、振り返りや情報共有がしやすくなるように開発したものが「道徳マップ」です。

この型が正しい、などと言うつもりはなく、自分のやり方が確立されているのであれば、それをそのまま行うのも良いでしょう。

ですが、「授業の流れがイメージできない」と感じる人には、ぜひ活用して欲しいツールです。

今後は、道徳マップの仕組みについてや、応用法についてもお伝えしていこうと思っています。

「意外と凄い、道徳マップ。」

意外と?と聞いた時はモヤモヤしたのですが、「紹介されて凄さを感じたけど、実際に自分でやってみて、より凄さを実感できたんです。」と嬉しい言葉をいただきました。

このシートは印刷等して、ご活用下さい。
著作権は放棄していませんので、子ども達のために良識的な範囲でご活用下さい。

動画の中でもお伝えしているように、まずは指導書から道徳マップへ落とし込んでみてください。イメトレして、合わない部分があれば修正していきましょう。授業後には、反省点だけでなく、良かった点にもしっかりとフォーカスして下さい。

それらを繰り返すことで、自作教材を作るようなチカラが身に付いていきます。
まずは道徳マップで書き出して、道徳マップを指導案を作るための下書きとすることもできますからね。

ぜひ活用していただいて、感想を教えていただき、共に作り上げていく仲間になっていただけると嬉しいです。

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