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自分からモブキャラになるな!

私は、私の人生の主役は私自身だと、毎日そう思いながら生きている。

傲慢だろうか?自信過剰だろうか?いや、健全な心構えであろう。あなたの人生はあなただけのものであり、主役はあなたしかいない。であるからこそ、赤の他人の意見には耳を傾けず、あなたはあなたの進みたい方向に自由に進めばいいのだ。

しかしながら、自分から主役の座を降りる人が後を絶たない。つまり、自分からモブキャラになってしまうのだ。そこで今回は私が私の人生の主役であるために日頃から意識していることを書いてみようと思う。とはいえ、モブキャラにならないために必要なことはたったの2つだけだ。

①ファンですと一言目に言うな

これは私が一番意識していること。誰か尊敬したり憧れてる人に会うことがあっても、「ファンです」と一言目に言ってはいけない。「いつも見てます」もダメだ。

世界18カ国で刊行されたベストセラー「サードドア」には、18歳の何者でもない少年がビル・ゲイツやレディー・ガガ、スティーブ・ウォズニアックなど著名人にあらゆる方法を駆使してインタビューをし、成功の秘訣を聞き出すまでの様子が描かれているのだが、ある一節にこんな言葉が書いてる。

「誰かの友人かファンになれても両方にはなれない」

友人とファンは両立できない、この言葉の意味が直感的に理解できるだろうか?

誰か憧れの人物と会ったとしよう。そして一言目に「ファンなんです。いつも見てます」と言うとする。その瞬間、あなたはモブキャラになる。なぜなら「憧れる人」と「憧れられる人」という対等ではない関係がその瞬間に出来上がってしまうからだ。あなたは憧れの人に興味関心があるが、その人はあなたに興味関心はない。なぜならあなたは有象無象たくさんいるファンのひとりでしかなく、あなたという存在に希少価値を感じないからだ。

ではどうすればいいか。私はまず自己紹介をするようにしている。なるべく短く、印象に残る方がいい。例えば「日本一暗算が早いです」とか「甲子園出てました」とか「あのテレビ番組に出てました」とか。もちろんすごい実績がなくても構わなくて、とにかく一言で印象に残るキャッチーな自己紹介をすることが大切だと私は思っている。一言目で印象付けることができれば、その人はあなたに興味関心を持つようになる。

対人関係はほぼ第一印象で決まると言っても過言ではない。一言目で自分からモブキャラになるか、対等な関係になるかが決まる。自分が主役でいるためには、人の興味関心を集められる人間でないといけない。自分という存在を印象付けよう。

②会ったこともない一般人をフォローするな

テレビや映画で有名な俳優やアイドルをフォローするならまだしも、会ったこともない一般人をフォルーするのもダメだ。なぜなら彼/彼女は知らず知らずのうちに私たちの自己肯定感を下げるからだ。

会ったこともない一般人であっても、SNS上で知名度が高い人たちが増えている。安っぽく言えばインフルエンサーだ。彼らの何がタチが悪いかというと、芸能人でもアイドルでもないが故に、私もちょっと頑張れば追いつけるんじゃないか、あの人みたいになれるんじゃないかと幻想を抱かしてしまう点だ。

残念ながら、なれない。会ったこともない一般人をフォローして憧れるという視座の低いマインドの時点で、なれない。厳しいことを言うようだが、会ったこともない一般人に憧れる暇があったら、本を読み、勉強し、体を鍛え、頭を使って金を稼いだ方がいい。そうしてまず自分が憧れられる存在になろう。結局のところ、誰かに憧れを抱く時点で、まだあなたはモブキャラを脱することができていない。

もっと言えば、会ったこともない一般人に憧れ、目指す必要なんて1ミリもない。あなたはあなたなのだから、自己流の自己表現をすればよく、他人の二番煎じに甘んじる必要はない。

もちろん、私もそうだ。もはや私なんて顔も本名も出していない。得体の知れない私を面白がってくれるのはありがたいが、私のようになりたい!と言うのはいささか不自然だろう。私が出す情報や書くものを踏み台にして参考にするくらいがちょうどいいと思う。都合よく扱うくらいがいい距離感だ。


以上、モブキャラにならないために大切なのは、2つだけ。

会って一言目に「ファンです」と言わない。
会ったこともない一般人をフォローしない。

これだけ守ればモブキャラにはならない。主役でいるには他人に依存せず、自分の頭で考えて決定を下さないといけない。強く賢く逞しくあろう。

それでは素敵な1日を。





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