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未来は予想不可能。キャリアとか安定とかセコいことを考えるのは後回しでいい。

「中島は就職してからどういうキャリアを歩んでいくんだ?」

こういう質問が来ると僕は悲しくなる。キャリアとか、そんなセコいことを僕が考えるわけがないじゃないか。未来のことは誰も分からない。分からないから、今できる最善のことは、目の前のやるべきことを全力でぶっ飛ばしていくことだと僕は思っている。でも世の中の多くの人は、そうは思っていない。何年働いて、いつ転職してとか、そんなプランを思い描いている。安定した生活が送りたい。そう願うのは個人の自由だ。否定はしない。でも、もう時代は令和なんだ。安定なんてどこにもない。砂上の楼閣なんだ。あなたが安定だと感じてるのは「最低限の保証」でしかない可能性が高い。

僕は就活はしょうもないと思ってるから、自分の内定先についてあまり発信をしていない。しかし一度来年から企業に入って働くことを公表してからは、質問箱にたくさん質問が来る。「SPIどうやって対策しましたか?」とか「OB訪問しましたか?」とか。全部クソみたいな質問だ。就活なんてノリでやっていた。わざわざそんなことしなくても、僕ならどこでも受かる自信があった。事実、世間一般には倍率が高く、入れば安泰と言われてる会社に内定をもらった。でも、世間での評価とか安泰とかなんて嘘だ。そんなもの、ぐちゃぐちゃと丸めて蹴っ飛ばしてやりたい。そんなこと、1ミリも考えていない。安定なんてクソ食らえなんだよ。

僕はみんなにもっと大きく物事を考えるようになってほしい。友達に陰口を言われたとか、バイト先で怒られたとか、そういう悩みは僕にもあった。昔は。でもそんなの、100年という人生から考えたら存在しないも同然。気にかける意味がない。もっと広げて、宇宙規模で考えたら、僕らの一生なんて塵みたいなもの。誤差だ。ないのと同じ。僕らの人生も、悩みも、宇宙の歴史からしたら無意味なんだ。アホらしいって?僕はちょっと気分が落ちたとき、いつもこう考えてる。本当に。自分の悩みがいかに小さいか思い知る。そして2秒で復活。

キャリアも同じだ。今の時代、未来のことなんて誰も分からない。去年の今、誰がコロナがこんなになるだなんて予想しただろう。誰もいないはずだ。留学して、海外経験積んで、ボスキャリで内定もらって就活終わり、なんて未来を描いてた人もいただろう。休学して世界一周しようと考えてた人もいただろう。でもほとんどの人の予定が狂った。狂わされてしまった。同じようにこの先何が起きるかなんて誰にも分からない。個人の力ではどうしようもできない不可抗力で、プランなんてものは一瞬で崩れ去る。

入社して、3年働いて、やめて、起業とか。3年という数字に何の意味があるのか僕には分からない。10年働いて社内留学の制度を使ってハーバードでMBA取るとか。10年先まで自分の会社が潰れないだなんて楽観的にも程がある。MBAに10年先も価値があるとは思えない。そんな生温いこと言ってないで、さっさと自分で商売した方が早いに決まってる。

あと「安定した仕事につきたくて〇〇とかで働きたいんですが…」という話も聞くけど、そもそも安定の定義がおかしい。安定って何だ?せいぜい平均年収程度の額を毎年もらって、つつましく生きることが、安定なのか?それって「最低限の保証」ってだけで、安定と呼べるのか?もちろんそれで満足な人もいるだろう。でも僕はとてもそうは思えない。どうせ生まれたからには体力の限り馬車馬のように動き回りたいし、上の上のそのまた上を目指したい。偏差値60じゃ満足できない。80、90、100ほしい。いや、取ってやる。常に渇いていて、飢えていて、求めている。そんなみみっちいことを考えるほど、僕は暇じゃないんだ。

若いとき以上に大きく物事を考えることはなかなか難しい。だから今は、自信過剰で、痛々しいくらいでちょうどいい。若いうちからキャリアとか、安定とかセコいこと考えてると、この先もっとセコくなる。世間知らずで問題なし。「嘘つき」「ホラ吹き」なんとでも呼べ。トゲトゲにトガっていた方が今はいい。角が取れて丸っこくなるのは、この先いつだってできるんだ。

じゃあそういうキャリアとか安定を後回しにいておいて、今は何すりゃいいんだって話になる。そいつは自分で考えてくれ。好きなことを、好きなだけ打ち込めばいい。僕の場合はまず「最強になる」という抽象的でバカデカい理想があって、それを追い求めるために自分が興味を持ったことにとりあえず突っ込んで無茶苦茶に頑張ることにしている。

筋トレだったり読書だったり執筆だったり、その他何でも。やるからにはその分野で突出した人間になりたい。能力の五角形があるだろう?パワーとか、素早さとか、そういう能力が五角形になって、どれが高いか分かるやつだ。コーンフレークの栄養素とかにもある。やたらカルシウムとか鉄分とかビタミンとかが大きい、あれだ。人間の能力はもちろん5個だけじゃないから、能力の多角形になってる。僕はその多角形を限りなく大きくしたい。そういうイメージだ。

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で、大きくするために、何かを頑張って成果を出す。するとそれは成功体験になる。その成功体験は、未来でぶつかる困難をぶっ飛ばすためのヒントになる。いろいろ試行錯誤して失敗を繰り返してると、何事も成功するために必要な共通項みたいなものが見えてくる。同じ分野の本をたくさん読んでるうちにどの本にも共通して書いてある大切なことが分かるのと同じだ。例えば僕は筋トレを通して、ジムに行き続ける継続の大切さと、重量だったり体脂肪率だったり摂取タンパク質の量だったり、目標に向かって客観的に数字を管理する大切さを学んだ。でもこの継続だったり数字で客観的に判断とかってのは、筋トレだけに当てはまる話じゃない。仕事だって勉強だってみんなそうだ。だから僕は筋トレで体を強くできたという経験を、これから向き合う仕事に応用することができる。つまり未来で予測不能な大変なことに出会っても、過去に積み上げた成功体験をもとにうまく対処することができるはずなんだ。

そう、つまり、予測不能な未来に対処する最善の方法ってのは、どんなイレギュラーにも対応できるように、今目の前のことをがむしゃらに頑張って成功体験を積むことなんだよ。安定とか、キャリアとか考えて、シコシコ面接官に好かれるような回答を考えたり、媚び売るのはその場凌ぎのセコい手なんだ。何の成功体験にもならない。積み重ならない。使い捨てタイプなんだ。リサイクルできない。だったらいつでも再利用可能な成功体験を積み重ねるべく、自分がやりたいことに挑戦してボコボコにされて、泥水すすって起き上がって、もう一回殴りかかるくらいの勢いってもんを大切にした方がいいんじゃないかと、僕はそう思ってるんだ。

だから貴重な時間を使って僕のブログを読んでるみんなには、セコいことを考えず、目の前のことを全力でぶっ飛ばしてほしい。そっちの方が楽しいし、タメになるはずなんだ。キャリアとか、安定とか、セコいことは、ニッチもサッチも行かなくなってから考えればいい。それまでは、若いうちは、体力が有り余っているうちは、痛々しいくらい態度デカ目でいいんだよ。僕はそんな姿勢を応援したい。僕もそうありたい。一緒に頑張ろう。僕は味方だ。

それでは素敵な1日を。

最強になるために生きています。大学4年生です。年間400万PVのブログからnoteに移行しました。InstagramもTwitterも毎日更新中!