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色について 

日本画の絵具は、鉱石などを砕いて作られている岩絵具や植物からできている染料系の絵具があります。それぞれの色にそれぞれの質感と透明感があります。

重ねた時に生まれる色。
また、色と色が隣り合わせになったときに現れる鮮やかさ。
新たな色を発見することは尽きない感動です。
すべての色は関係していて、絵の世界の均衡を保っています。

「金の弦」S8号 2018年 個人蔵
色の対比が好きな作品。

青は群青、瑠璃、藍、群緑  
赤は辰砂、朱、コチニール
肌は珊瑚、朱と胡粉  
緑は緑青、若葉、ビリジアン
黄は金茶、黄土、藤黄  
白は胡粉、白土、水晶
金は金泥、金箔 銀は銀泥、銀箔
黒は墨、岩黒、セピア

さまざまな色を基調にした作品をスライドショーにまとめました。

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