失われた「夏目漱石賞」を復活させて欲しい
芥川賞、三島由紀賞、谷崎潤一郎賞と、偉大なる文豪を冠した賞が数々ありますが、その中でひとり肝心な人を忘れている気がします。
それは、つまり夏目漱石先生のことです。夏目漱石賞、ありそうでない賞です。
しかし、いろいろ調べてみるとかつては存在したそうです。1946年に桜菊書房というところが、夏目漱石没後三十周年を記念して、賞を作りました。
その栄えある第一回が渡辺伍郎「ノバルサの果樹園」という小説でした(残念ながら消えてしまいましたが)。
この夏目漱石賞。なぜか第一回限り