長距離を泳ぐためにpart1
今回は長く泳ぐために必要なことを書いていきたいと思います。
長距離を泳げるようになるために、手っ取り早い簡単な方法は、たくさん泳いで体力をつけていくことです。
でも、これではわざわざ記事にする必要はないので、それ以外の方法?戦略?を書いていきます。
まず、水泳において1番エネルギーを使う動きは何だと思いますか?
人間のカラダの中で1番大きな筋肉である腿の筋肉を使うキックです。
なので、長く泳ぐためにはキックをいかに最小限にするか、がポイントになります。
以前バタ足の記事でも少し触れましたが、バタ足は推進力を生み出すことよりも、カラダのバランス(姿勢を維持したり、揺れたり、曲がったりしない)をとるために使っています。
バタ足が少なくなると、当然
足が下がって姿勢が崩れる
泳ぎが左右にグネグネしてしまう
息継ぎが安定しない
などの問題が発生する可能性があります。
これに対処するためには、プルブイを足に挟んで手だけで泳ぐ練習をしてみてください。
この練習で
プルブイの浮力で姿勢がキープできる
バタ足をしなくてもバランスがとれる
などのメリットはあります。
まずは、このプルブイを足に挟んで、長く泳ぐ練習をしてみてください。(プルブイはなければビート板で代用しても大丈夫です)
最初はなかなか泳ぎが安定しないと思いますが、しばらく練習を続けるとプルブイをつけてもカラダが安定して、泳げるようになってくると思います。
そこができたら、バタ足をしながら泳いでみてください。ただし、バタ足控えめで!
なかなかバタ足を控えめにするのが難しい方は、リズムをつけてキックをうってみてください。
手のかきに合わせてキックをうっていきます。
有名どころでいくと
手を1回回す間に3回キックをうつ(通称6ビート)
手を1回回す間に1回キックをうつ(通称2ビート)
などがあります。
どちらも初めは難しいと思うので、少し感覚的な部分も入りますが、簡単なコツ?をお教えします。
まず6ビート
キックのリズムを一定ではなく
「トン、トトン」のリズムにする
1回目のキックを少し強く大きくうち、残り2回のキックは軽く小さくける
以上の2つのイメージです。
2ビートは
まずは手を1回回す間に1回ドルフィンキック(うねりは意識せず、膝から下だけのキックのイメージ)をやって、リズムをとっていきましょう。
これができたら、キックを片足だけにするだけです。
この時の手と足は
手と足が反対(右手を回す時に左足でける)
手と足が同じ(右手を回す時に右足でける)
のどちらかになります。これは個人の好みの問題なので、どちらでも大丈夫です。
以上が、「長距離を泳ぐpart1」です。
次回part2では手の動きについて書いていきたいと思います。
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