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現状と対応と対策と

事例(新聞記事)から客観的にどんな戦略を採れば良いか、どんな提案ができるかを客観的に考えてもらった。提案にあたり、まずお客様のポジションに立ってみる(仮想)、お客様のポジションで考える(仮説)、自分(自社)ができることを考える(提案)の話をした。加えて、自身の戦略、戦術、成果の振り返りもしてもらった。こちらは自分自身のこと。冷静に分析できていることもあれば、客観的な分析になっていることもあった。他人事で分析するか、我が事として分析できるかで今後の成果が大きく異なってくるだろう。受注が伸び悩む原因と対応、対策がマッチしていないことも散見。現状(原因)と対応、対策の関係を式にしてみると

『現状(原因)= 対応 ×  対策』になる。

例えば現状に対して

「対応 0× 対策 0」 、「対応 1×対策 0」では現状は0で変わらず原因は潰せないし、

「対応 1× 対策 −1」なら現状から後退してしまう。

現状(原因)に適切に対応し、有効な対策が打てるか…結果、成果は?

(原因)顧客減少=(対応)納品点数増の提案×(対策)他社に負けない提案をする、

(原因)付加価値がないに=(対応)価格対応で商権維持×(対策)商権以外の商品見積

で現状が改善されるとは考え難い。同じ原因に対し

(対応)商売っ気のある先にいく、(対策)信頼関係構築は理に適う…。

結論として、現状を正確に把握しなければならないし、現状に対応して、現状を変えるために、原因を潰すための対策を講じなければならないということ。今回の様なアウトプットによってそれに気づいて欲しい。成果がでないのには必ず原因がある。(原因)現状に対応できていないのが結果。更に成果を出す為に、対策するしかない。そして、それは合理化が同時進行する対策でなければならない。もう一度、自身の現状把握と戦略、戦術をと。

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