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立つんだジョー

商権が棲み分けされているから…変に手を出さない方が良い…

パンチを打たれる前にこちらからは出さず、防御する術を持つわけではなく、ただパンチが繰り出されるのを待つだけ。それが商権を守ることに繋がるのだろうか?また、パンチを打たれてからパンチの準備をしていて間に合うだろうか?

平和憲法、攻撃力を持たないことが抑止力、待ちの営業、御用聞き…今はもう迷信だ。現実的に文字だけで国を守ることはできなし、文字だけで商権を守ることなどできない。何を根拠に「変に手を出さない方が良い(守られる)」と考えられるのだろうか?チームはパンチを受ける前に打って出る、ノープレーでないことを求めているし、それはマーケットからも。お客様に対する提案こそ「パンチ」、提案力こそ「パンチ力(攻撃力)」だ。せっかく一日十何件の訪問をしても、ただ納品をして、受注をするだけではパンチを打ったとは言えない、抑止力を行使したとは言えない。同じ商品を扱い、同じようなクオリティで納品をする。お客様が私たちから買わなければならない理由はどこにもない。何とかして私たちから「買おう」としてもらうように仕向けるのが「営業」だ。その営業の最大の武器は「提案」。提案を続けるには「準備」がいる。準備をするには「どこまで攻めるか(戦略)」、「どう攻めるか(戦術)」がなければならない。冒頭の考えは、戦略でも何でもない。売れようとしない、守ろとしない、営業としての責任放棄だとも見える。パンチが打てないのは、パンチを返す手段を持ち合わせていなかったわけではなく、パンチを返す意志を持ち合わせなかったのだと改めて反省する。お人好しで一理ある的な、一見戦略めいた悪しき考え、悪しき伝統は捨てよう。まして、それを後輩たちに語り継ぐことを。いくらパンチを受けても立つんだ、諦めずパンチを繰り出そう。そのために、少なくともパンチの準備をしておこう。営業は良い納品ができても意味がない。良い提案でお客様の成果と自分の成果を求めよう。危機感と責任感を持って営業を放棄せず責任を果たそう!

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