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あたりまえとしかたない

「あたりまえ」は難しく、「しかたない」は便利な言葉だ。コロナ以降は特に、社会でも社内でも他人行儀なあたりまえと無責任なしかたないが横行しているように思う。ワクチンを無料で接種してもらえるのはあたりまえ。国防なくとも他国が攻めてこないのがあたりまえで、もし攻めてきてもしかたない…。自己責任がこの国から消え、一億総無責任社会へまっしぐらだ。何の努力も無く、何もせずに国が成り立っているというのはあり得ない。チームも同じ。ひとりひとりに役割があり、自分の責任が凹んだ時には誰かの責任が凸っているのだ。チームワークなので、サポートをし合うのはあたりまえ。ただ、自己責任を放り投げてしかたないではチームワークは成り立たない。数字は嘘をつかない。戦略云々の前に、しっかりした提案が継続出来ていれば、商権を失うこともないし、正常な数字は叩き出せるはずだ。予算を我が事とし、お客様の現状を我が事として、責任を持って営業活動をあたりまえに行えば、数字は裏切らない。一方で、予算未達、商権移動がしかたないと自己責任を果たさず、他人事としていては数字にも裏切られるだろう。あたりまえの様にチームが維持出来ているのは誰かがあたりまえに頑張っているからだ。しかたないと諦める前に、自分のできるあたりまえの責任を果たすことを考えて欲しいし、果たして欲しい。努力をあたりまえとしている人から不平不満は出ない。自分の努力をしかたないとするから不平不満になる…と思う。

もう一度 あたりまえのあたりまえはなく、しかたないことは何もない

きちんと自分のやるべきあたりまえ(責任)を果たそう。しかたないのはその後だ。

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