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解決策

給食でうずらの卵を喉に詰まらせて…という痛ましい事故を耳にした。給食を提供した市の解決策は「当面うずらの玉を給食に出さない」ことだという。同じ大きさの食べ物でも同じことが起こるのではないか?もっと抜本的な策はないかと発表までに考えることはなかったのだろうかとふと思った。普段いい加減なことしか言わないコメンテーターでも「うずらの卵を出さないというのではなく、食事をよく噛んで食べようと注意喚起することが解決策ではないか」とのコメントをしていた。


私たちの仕事でも解決策を練る時の発想として、前者か後者かで大きく成果が変わってくるだろう。「減少分の数字を営業活動で獲りに行く、新規獲得に走る」という課題に対して、「取り敢えず新しい商品を案内する、納品の空き時間に新規営業に行く…」というのは発想も安易で、その行動は薄い。また同じ事故が起こらないように体裁を整えているだけではないだろうか?指示だからいく、何なら苦言が嫌でいくでは営業として淋しすぎるし、そのモチベーションは営業のものではない。売上減少を防ぎ、売上維持と増加に転じる為には、既存の取引での減少分を食い止める為に、新しい商品、サービスを提案する、減少額に応じた新規商権の獲得の営業をかけなければならない。その為には、既存思考、既存行動をとにかく変えなければ解決には近づかないのではないか?営業部会議でそのモチベーションを煽っている。営業としての闘争心を持って欲しいし、営業部内でその闘争心に火の点け合いをして欲しいと思う。与えられた課題、自分の課題に対して、解決先を考えるのは当たり前。数ある解決策の中でも抜本的な策を実行しなければならない。連休前のバタバタ、物流委託案件の休日案内…営業以外にも解決しなければならない課題もある。同じ失敗の繰り返しは一番成果に遠い。だからこそ、考え方を変え、行動を変えるしかない。指示の発想は「変革」で解決策のヒントを示すだ。確立を急ごう。

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