サンフランシスコベイエリアの Shelter-in-Place 現状報告 (その 9)
鳥の餌を狙うリスが腹這いでお休み中、の写真(笑)。
5月末まで延長された外出制限ですが、一方で若干制限は緩和されています。ビジネスでは、不動産業、建築などは再開OKになり、植木屋さんのような屋外で活動、販売するようなビジネスも再開OKに。(ただし、レストランは屋外席があってもまだ閉まってます。)
一般人の行動も少し緩和されていて、アウトドアの活動も「この活動はしてOK」という詳細なリストが出されています(以下のリンク参照)。ここまで細かく発表するのか!と思いましたが、非常に分かりやすいです。細かい指示なしで「空気読め」と言われるよりは明確だなと思います。
そして5月9日からはステージ2としてさらに緩和され、小売店のカーブサイドピックアップが許可されたり、不要不急ではない製造業(服、家具、おもちゃなど)も再開されるようです。
(5月9日追記)カリフォルニア州としてはステージ2に進んでいいということなのですが、カウンティ毎の状況に合わせて運用されるということで、自分が住んでいるサンタクララカウンティではまだステージ2に行ける状態ではない、とのこと。がっくし。
自分が再開を今か今かと待っている床屋はステージ3の再開ビジネス。ステージ3はお客さんとの距離が近いためにリスクが高めのビジネスのカテゴリーで、ヘアサロン、ジム、ネイルサロン、映画館などがその例。ステージ4は基本Shelter in placeの終わりということで、コンサートやコンベンション、スポーツイベントなども再開。
自分の場合はコンサートやスポーツイベントにそんなに頻繁に行くほうではないので(オリンピックにはがっつり行く予定でしたが…)ステージ3になったらかなり普通の生活に戻った感じになるんだろうなと思います。
ところで、全く別の件を一つ。アメリカにもフードデリバリーのサービスがたくさんあり、日本でもおなじみのUber Eatsをはじめ、Grubhub、DoorDashあたりがメジャーどころでしょうか。
先日Grubhubを使ってオーダーをしました。車で10分くらいのところにあるレストランなので、デリバリーではなくて自分でピックアップしにいったのですが、ちょっと早めについてしまったのでまだ用意できておらず、少し待つことに。そして待っているときにお店の人と話した内容がなかなか衝撃的でした。
まとめるとまずGrubhubに30%のコミッションをとられる、そしてチップを払ってもその人には入ってこない、と。地元のレストランを少しでも応援しようと、店で食べたときと変わらないか少し多めくらいのチップを払っていたのが、なんだか馬鹿馬鹿しくなる話じゃないですか、これって。レストランのオーナーの収入になってるのかもしれないですが、店で実際に接客をしている人たちに入らないのならチップの意味ない…。
もちろん誇張して話しているところもあるでしょうからこの話が100%正しいかはわからないですが、以下のような記事も出ていたので、ちょうど「マジか!本当だったらひどいなあ」と思っていたところだったんですよね。そこでダメ押しで聞いた話だったので、う〜ん、と思ってしまいました。
もちろんこうしたオンラインのフードデリバリーサービスがあったからこそ店が知られてオーダーが入ったりもするでしょうから、店側のメリットもあるのはわかりますが、元々知っている店に注文するなら直接オーダーするのが一番、そしてチップはやはり渡したい人に手渡ししないと届かないんだな、と反省しました。
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