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サンフランシスコベイエリアの Shelter-in-Place 現状報告 (その 8)

サボテンの花が咲きました。とってもかわいい!

さて、5月3日まで予定だったベイエリアのShelter in Placeは5月いっぱいまで延期されてしまいました。薄々そうなることは予想していましたが、実際に発表されるとやっぱりガッカリというか、残念というか…。フェイズに分けたアプローチで元の生活に戻していく方針は示されてきたもののそれは長い道のりで、いつになったら本当に以前のような生活に戻れるのか、はたまた以前の生活にはもう戻れないのか、不透明感は拭えません。

先週末ビーチが大混雑してしまったことへの対応として、カリフォルニアの知事はビーチを閉鎖するという発表をして、これがまだ大きな論争に…。ついに州政府を訴えるといった動きも出てきていますしね。やっとビーチに行きたくなるような気温になってきたこともあり、人々のストレスの高まりとともに、我慢がどこかで爆発してしまうのではないかとハラハラします。銃の売り上げが伸びてるなんていう話もあったわけで、不穏なことこの上ありません。

この1ヶ月半の間に思っていることは、誰かのせいで何かを我慢しているのではなく、積極的に、自発的にやっていると思うようにしたほうが気は楽だ、ということです。ウイルスのせいでこんなことになっている、政府のせいでこんなことになっている、と我慢が重なると精神的にはつらくなるばかり。

私はウイルスが広がらないようにするため、人々が健康でいられるようにするため、自ら人と合わないように、そして外出を控えるようにしている、と思えば、少しだけ世界をよくすることに力を貸しているという気持ちになれます。そして、人の行動を見てどうこういうのではなく、自分は自分、という確固たる自信を持てるようになると思います。

日本も緊急事態宣言が1ヶ月ほど延長される方向のようですが、お気をつけてお過ごしください!



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