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サンフランシスコベイエリアの Shelter-in-Place 現状報告 (その 6)

緊急事態宣言が出たということで、日本のみなさまも外出を控えていることと思います。とはいえ軽い運動・散歩、買い物などで外出する際には、人口密度の高い都市では人との距離を保つのがなかなか難しいところもあるでしょうね…。みなさん、本当にお気をつけください。

アメリカではCDCのマスク推奨の大転換によって、やっと一般の人がマスクをするようになりました。しかしこちらでもマスクはずっと売り切れ状態ですから、ない場合は布などを使って鼻と口を覆うように、とのこと。バンダナで顔半分を覆う人なんかもいて、私の勝手なイメージとしては、西部劇の強奪犯か!っていう見た目な人も…(笑)。

でも自分がなによりも思ったのは「なーんだ、みんなちゃんと用意してたんじゃん!」っていうくらい、普通の(購入した)マスクをつけている人がとても多いことですね。普段は絶対にマスクなんかしない人たちなので、ほんと、いつの間に買ってたの?って思います。

この方針転換と関係して、フィラデルフィアでは、マスクをしていなかったせいで強制的にバスから引きずり下ろされるなんていうことも起こっていて、なんとも物騒というか、魔女狩り的というか…。

Philadelphia police drag man without mask off public bus, prompting policy changeSEPTA said it will now allow riders without masks on public babcnews.go.com

ところで、自分が住んでいるサンタクララ郡は3,377平方キロメートルと鳥取県よりちょっと大きいくらいのカウンティですが、現在の感染者数は1621名、新規感染者数は一定数出ているものの増加はしておらず、Shleter in placeが一定の成果をあげていると言えそうです。病床数や人工呼吸器の空き状況も公開されています。

そしてそんな中本日4月12日はイースター。私はキリスト教信者というわけではないですが、教会によってはZOOMなどを活用してミサを行っているところもあり、状況に即した素早い対応で素晴らしいなと思いました。

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