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NUMBER GIRL「無観客状態」配信

昨日はかなり久しぶりに自分でプロのバンドのライブチケットを取った、「NUMBER GIRL TOUR 2019-2020『逆噴射バンド』」の日だったのですが、コロナウィルスの影響により延期。
残念な気持ちもありましたがもちろん情勢を考えると仕方ないので延期の日程が行ける日であることを祈るばかり。
ただもともと予定されていたスペースシャワーオフィシャルチャンネルでのYouTube配信、映画館でのライブビューイングはやるとのことで昨日は家で配信を見てました。

せっかくなので家の中では一番大きいモニタ(それでも24インチですが)を出してオーディオ用のスピーカーから音が出るようにしました。

で、無観客だしどんなもんかなー、というくらいの軽い気持ちで見始めたんですが、めちゃくちゃ良かったです。
最近のライブのセットリストを知らないのでこのツアーかこういう感じなのか昨日が特別だったのかわかりませんが、かなり人気曲というか昔から聞いてる人なら聞きたいと思う曲を全部やったんじゃないかっていうくらいの選曲。
MCとかも含めて観客がいるライブと遜色ない緊張感というか向井秀徳のよくわからない自分の世界に入ってる雰囲気。(むしろ無観客だからこそ際立っていたような気もします)
他の3人のメンバーの安定感があり昔のイメージそのままの演奏、音作り、雰囲気。(比べればもちろん変わっているところもあるんでしょうが)
基本は昔のイメージなのですがたまに出てくる新アレンジ。
音響、照明、カメラワークなども凝ってて、でも凝り過ぎてない良いバランスでの配信環境。

書き始めたらいくらでも書けそうですがとにかくめっちゃ良かったです。
ライブの雰囲気がちゃんと伝わるライブをこうやって家でじっくり見れたのはすごく新鮮で良かったです。
ライブに行っても若い頃ほどはしゃぐわけでもないし、けっこう疲れて思ったほど楽しめないこともあるのでこういう企画は今後もどんどんやってほしいなと思いました。

あとナンバーガールというと4人のメンバーがそれぞれ好き勝手やってるようなイメージがなんとなくあったんですが、昨日の配信を見て少し印象か変わりました。
解散から15年以上の期間があっても昔のイメージと変わらないのはナンバーガールとしてやることがきっちり決まっているからかなと。
ギターでもドラムでもアドリブっぽいフレーズはたくさんあるんですが実際はアドリブ要素はほとんど無くてちゃんと同じように演奏していて、だからと言ってやらされてる感があるとか冷めてるというのでは無く、それがバンドや曲に必要だという確信を持ってやっている感じがします。

というわけですごく良い配信だったし、ナンバーガールというのは素晴らしいバンドだな、と再確認できました。

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