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箱火鉢製作

一昨日自作した火鉢について。

一昨日の記事にもちょっと書きましたが前から火鉢が欲しいとは思っていました。
リサイクルショップに行った時に探してみたりヤフオクやメルカリで探してみたり。
かっこいい長火鉢や箱火鉢は物にもよりますが高価な物が多く、そもそも家に置くには大きすぎる気もする。
基本的にはテーブルの上で使えるサイズ、できればキャンプにも持っていけるような手軽な物を探している時にこの記事を見つけました。

サイズ的に良さそうだし見た目もかっこいい。
材料は杉の廃材がたくさんあるので銅板と耐火ボードだけで良さそうだし工具もバーナーだけ買えばいけそう。
しかもバーナーはキャンプや料理にも使えるしもともと買おうと思っていたので問題無し。
ということで作ってみることにしました。

まずホームセンターで銅板(約2000円)、耐火ボード(約1000円)、バーナー(約2000円)を買ってきます。

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帰宅して木材に寸法を書き入れ、のこぎりで切っていきます。
ほぼ参考にしたページの寸法通りですが、幅が大きいのが無かったので箱の底部分だけ幅が狭いのを3本に変更して作ってます。

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側面や底などの面は複数の板を横につなげて使います。
参考にしたページでは隠し釘を使ってましたが僕は合釘を使いました。

メーカーとサイズは同じかわかりませんがこんな感じの両側が尖った釘です。
ドリルで下穴を開けてから合釘を差し込み、ボンドを塗って木材を打ち込みます。

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こんな感じです。

バーナー

ボンドが乾いたらバーナーで炙って表面を焼きます。
初めてやりましたがなんとなくやってもちゃんと黒く木目が出てかっこいいですね。

ブラシ

バーナーが終わったら真鍮ブラシですすを落とします。
これをしっかりやらないで触ると手が黒くなるので丁寧にやった方が良いです。(僕は適当にやって完成後触るたびに手が黒くなってるので近々ブラシがけをやり直します)

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次は箱の組み立て。
コーナークランプで固定してドリルで下穴を開けてから釘を打っていきます。

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箱完成。
材料が廃材なので歪んでいるところもあり、ところどころごまかしながらですがなんとかできました。
焼き杉にしているおかげかけっこうまともに見えます。

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次に耐火ボード(ケイカル板)。

こういうやつです。
ホームセンターだと910mm×1820mmしかなかったんですが、通販よりだいぶ安いし今後も何か作る時に使うかもと思って買いました。

こちらも寸法を書き込んで切っていきます。
この寸法は焼き杉の箱を作った後に内寸を測って微調整します。(焼くと木材が縮んで寸法が変わる可能性があるため)

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こんな感じ。
箱が歪んでいてきちんとした正方形になっていないのでちょっと苦労した上にぴったりになってませんがまあ大丈夫でしょう。

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最後に銅板。
寸法を書き入れます。

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長い直線はクラフトナイフで切り込みを入れて折ります。
金属板の切れ目は危ないのでなるべく軍手着用。

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細かいところは金切バサミでカット。

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曲げるところはクラフトナイフで浅めに切り込みを入れてから端材などを使ってなるべく折り目がまっすぐになるように曲げていきます。

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折り曲げる部分を全部折ったら箱に組み込みます。
しかし箱が歪んでいるせいで寸法が思ったよりも狂っていてなかなか入らず。
結局耐火ボードを減らしたり銅板をちょっと微調整したりしてなんとか入るようにしました。

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完成。
銅板もなかなかかっこよく見えます。

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ちょっと灰が足りてませんが灰と炭を入れるとこんな感じ。

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蓋を閉めるとこんな感じ。

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そして早速使ってみました。
ソーセージとせんべいを焼いてみたんですがなかなか良いです。
ちょっとした暖房にもなるし冬の間は活躍しそうです。

というわけで今日はここまで。

【2021.2.15追記】

動画アップしました。
興味ある方はこちらもどうぞ。

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