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21歳、わたしが旅に出る理由。│不思議な宿に出会ったんです。
わたし、不思議な宿に出会ったんです。
わたしは、
日常から非日常に行き
非日常から日常に戻る。
人と別れて
人と出会う。
そして、人と別れる。
ただこれが好きで、旅をする。
ほんとうは、
なんかかっこいい理由がほしいけど
ないんだからしょうがない。
でもね、
最近不思議な宿に出会ったんです。
非日常の中で、日常を過ごす
暮らすように滞在する宿。
【 瀬戸内ライフ 】
日常と非日常がひとつになったとき
みなさんは何を思うのでしょうか。
飛行機に乗って
バスを乗り継いで
やっと到着した瀬戸内ライフ。
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宿が私を迎えている、というよりは
そこにある、という感じ。
この感覚何かと似ているな。
多分、居場所っていうやつだ。
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おくにある本たちが見えるかな。
これは「にやっと図書館」
本との対話を通して
にやにやしたい私には、もってこいだ。
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「これおいしいね」「なんか幸せだね」
そんな日常の会話をしながら
「わたし3月にフィリピン行ってきたんだ」
と非日常での出来事を少しはなしてみる。
そしたら
「わたしはヤップ島に行ってきたんだ」
というもっと非日常での話をしてくれた。
対話のここちよさは
きっと日常の余白からきているんだろうな。
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わたしは、坂がきらいだ。
だって無駄につかれる。
なのに、どこを歩いても坂ばっかりだ。
でも、ふとしと時に思った。
「これ、コクリコ坂っぽい。」
ちょっとわくわくした。
無駄が生むストーリーが
わたしの日常を彩っているのかもしれない。
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わたしは完全なる犬派だったのに
猫のあざとさに心落とされてしまった。
人生についてのYouTubeを30分見るより
猫を30分観察しているほうが
魅力的な生き方が学べるかもしれない。
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この不思議で魅力的な宿
瀬戸内ライフは
忙しなくまわる世の中で生きている私たちに
日常のしあわせを教えてくれる。
ひとりでも生きていけるような世の中で
誰かと話をすることの
あたたかさに気づかせてくれる。
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