未経験からエンジニア転職で内定をもらうまでの流れ
最近、
・プログラミングって稼げるらしい
・エンジニアは、リモートでどこに住んでても仕事ができるらしい
なんてことよく耳にしますよね。
でも同時に、
・プログラミングって難しそう
・未経験からはハードル高い
と考えるのではないでしょうか?
そこで今回は、
実際にぼくが、全くの未経験からエンジニアとして内定をもらうまでの流れを、さらさらっと書いていきます。
この記事を読んで、未経験でもエンジニアになれるんだと思ってもらって、エンジニアを目指す際の参考にしてもらえればと思います。
前提
まずエンジニアを目指す前の、ぼくの経歴とスキルを確認しておきます。
・26歳(転職活動時は27歳)
・最終学歴:専門学校
・ドラッグストア店長
・PCスキルはメール、Office系をちょっと触れるぐらい
・ブラインドタッチできない
専門学校は情報系の学校ではなく、医療系の専門学校で、大学は出ていません。
結婚していて2歳と0歳の子供がいるので、独身の人に比べて自分の時間は確保しづらい状況。
PCスキルは、最低限使えるかな〜というレベル。
きっかけは、友達に
「YouTubeでホリエモンとマコなり社長が、プログラミング誰でもできるって言ってたよ〜」
と言われ動画を見たのがきっかけですw
独学期間
YouTubeを見てプログラミング挑戦してみようと思い、学習方法を調べて、2020年2月からProgateで学習開始。
未経験ならProgateから始めるのが、プログラミング適正を図る上でも1番いいかなと思います。
ProgateのHTML/CSSの中級ぐらいまでやってみて、あんまりおもしろくないならやめておいたほうがいいかも。
2020年の2月からProgate始めてるのですが、仕事で疲れてるなどなにかと理由をつけてサボりまくっていました。
月額課金もしてるし、自分がやりたいと思って始めたのにサボってるって意味わからんですよねw
なんやかんやサボりながら、HTML/CSS、Rubyは終わって、Railsの途中まで進めてきました。
2021年1月から「このままじゃあかん!」と思い、本気で学習再開。
ProgateのRails終わらせて、いよいよ自分のPCでRailsの環境構築をすることに。
ググったことと同じことをしているはずなのに、バージョンが違ったりでうまくいかず、環境構築がうまくいかないという理由だけで、PCを購入w
はじめはWindowsのSurface Proを使っていたけど、Macの方が環境構築がかんたんだという情報を見たので、Macbook Proを購入。
環境構築だけでも、PCが届くまでの期間もあったので、1週間ぐらいかかったと思う。
環境構築後は、Railsチュートリアルを3章まで進める。
仕事、育児の間で学習を行っていたので、Railsチュートリアルの3章まで進めたぐらいで、「このままのペースで独学を続けていたら、エンジニアになれるまでまだまだかかるな」と思ったので、仕事をやめてスクールに入学し集中的に学習することに。
まとめるとこんな感じ
2020年2月 Progateスタート
2021年1月 本気で学習開始
2021年2月 MacBook Pro購入
2021年2月 Railsチュートリアルスタート
2021年2月 タイピング練習
2021年3月 スクール事前学習
スクール期間
スクールは何個か無料相談をして、DMM WEBCAMPに決めました。
スクールの選び方やDMM WEBCAMPを実際に受けてみてどうだったかの感想はまた別でまとめます。
DMM WEBCAMPの内容はこんな感じ。
1ヶ月目 HTML/CSS、JavaScript、Ruby、Rails、Gitなどの基礎学習
2ヶ月目 Rails応用課題、チーム開発
3ヶ月目 ポートフォリオ作成
DMM WEBCAMPでは、スクール開始の1ヶ月前から事前学習としてカリキュラムを進められるので、カリキュラムを進められるところまで進めていきました。
スクールが開始したときに、1ヶ月目のカリキュラムがほぼほぼ終わってるなんて人も結構いましたね。
ぼくは、スクール開始時点で、1ヶ月目のカリキュラムの5分の3終わってるぐらいの進み具合でした。
1ヶ月目は、基礎的な内容だけなので、ProgateでRuby、Rails、Railsチュートリアルを少しやっていたので、ほぼほぼ復習的な内容ばかりでした。
半月ほどで、1ヶ月目のカリキュラムが終わったので、残りの期間は学んだことの復習をしたり、次のフェーズの予習をしたり、自主学習の期間にあてました。
書籍では、イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本・図解即戦力 ブロックチェーンのしくみと開発がこれ1冊でしっかりわかる教科書といった書籍を読み、
タイピングが、キーボードを見ながら左右3本の指でしかできなかったので、ホームポジションの位置を覚えるところから毎日30分は最低練習しました。
練習に使ったのは、「腕試しレベルチェック」と「寿司打」です。
「腕試しレベルチェック」は、A評価、
「寿司打」は、調子がよかったら高級10000円コースがクリアできるレベルのタイピング力がつきました。
何事も継続です!
この記事を書いてるときに両方やってみると、「腕試しレベルチェック」はA-評価、寿司打はお勧めコースまでしかクリアできませんでした((泣)
やっぱり毎日続けることが大事です!
2ヶ月目は、前半が応用課題で、後半はチーム開発でした。
応用課題は、ポートフォリオ制作に向けての準備のような位置づけで、よくある機能の実装をしていきます。
チーム開発は3~4名でECサイトを制作。
要件定義書があるので、それに沿って、設計から実装までをチームで開発していきます。
チーム開発は、完全オンラインでビデオチャットやチャットツールを使って開発をしていくのですが、時間の溶け方がえぐいです。
チームによってわかれると思うのですが、ぼくのチームは朝10時から夜の23時ぐらいまで、食事と風呂以外の時間はずっと作業していました。
なので、チーム開発期間中は、ずーーっとチーム開発のことしかできなかったですね。
おかげでコミュニケーションは多く取れたし、制作物も完成度の高いものを作れたと思うのですが、毎日クタクタでした。
でも楽しかったが1番かな。
3ヶ月目は、いよいよポートフォリオ制作が始まります。
ポートフォリオ制作は、完全に構想から設計、実装、テストまでを1人で行っていきます。
ポートフォリオ制作中は、毎日9時から23時ぐらいまでずっと作業という感じだったので、またこの期間中も他の自己学習はできなかったですね。
ちなみにポートフォリオのテーマは「大喜利サイト」にしました。
経験値を導入して、レベルを上げていくゲームみたいな機能を実装して、自分的には作ってて楽しかったです。
スクール期間の学習内容。
1ヶ月目 基礎学習、タイピング練習、書籍
2ヶ月目 応用課題、タイピング練習、チーム開発
3ヶ月目 ポートフォリオ制作、タイピング練習
転職活動
3ヶ月のカリキュラム終了後、DMMのキャリアアドバイザー(転職をサポートしてくれる人 以下CA)に、履歴書、職務経歴書、スキルシートを提出して、合格が出たら転職活動スタートになります。
ぼくは、7/12(月)からスタートしました。
ただ、6月の末の時点で必要書類は準備できていて、添削も済んでいたので、2週間近く待たされたのは謎です。
転職活動スタート後は、CAさんが各企業に書類を提出してくれて、書類選考を通過した企業があれば、連絡をくれて面接の日程を調整して、選考が進んで行く流れになります。
各企業に書類を自分で送らなくていいので、めっちゃ楽だし、面接対策などに集中できます。
ただ、書類選考に通過した企業でないと連絡が来ないので、何社応募してるのか、どんな企業に応募してるのかがが全くわかりません。
書類選考を通過するまで、特にすることがないので、面接対策をしたり、企業の研究、自己学習に時間を使うことができます。
転職活動中の自己学習はとても重要で、スクール期間中に勉強するのは当たり前。
自走力がある人かを問われています。
スクール期間終了後は、GitHubを毎日更新するしくみとして、Qiitaの記事を毎日1記事書いていました。
Qiitaを毎日1記事投稿もできるし、GitHubも毎日更新できるので、根気のある方にはおすすめのやり方です。
ほかの自己学習としては、
・ProgateのJavaScript、PHP、SQLを一通り。
・基本情報技術者試験の勉強。
・UdemyのVB.NETの基礎
あたりを実施してました。
で、転職活動はこんな感じ。
職務経歴書や面接など気をつけるポイントなどは長くなりそうなので、別記事にまとめます。
無事第一志望の企業から内定頂けました!
まとめ
あくまで、ぼくの場合ですが、内定までの期間は、
第一志望の会社に内定が出たのが8/11なので、
転職活動スタートしてから約1ヶ月で内定が決まりました。
スクール開始してからだと、4ヶ月と11日です。
【流れまとめ】
・YouTubeでプログラミングに出会う
・Progate、Railsチュートリアルで独学
・プログラミングスクールで学習
・転職活動
・内定
独学のまま学習を続けていたら、まだドラッグストアで働いていたと思うので、プログラミングスクールは高額でしたが、自分への投資としてはよかったのかなと思います。
まだやっとスタートラインに立てたところなので、これからエンジニアとしてキャリアアップしていき、投資した分を回収していきたいと思っています。
未経験からエンジニアになりたい方の参考になれば幸いです。
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