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採用サイトに必要なSEO対策は7つだけ!【結構たくさんの人が勘違いしてるで】

どうも、なかの(@Naka_Yuu_0606)です。カケハシスカイソリューションズという採用支援の会社のマーケターです。

当記事では、採用サイトのSEOに関してよくありがちな勘違いと、採用サイトで実行すべきSEOについて解説します。

SEOはWEBマーケティングの知識領域です。

しかし、「採用サイト制作」を動かすのは、採用担当であることが実に多い。

通常、採用担当にとって「SEO対策」は専門外であるため、苦労している方を多く見かけます。

また、採用サイトは、採用支援の会社に外注するパターンも多いですが、採用支援会社も、SEOについてはチンプンカンプンというケースも多く・・・

結果、知らない人同士が話を進めて、以下のような流れになることがよくあります。

採用担当者さま
「御社の採用サイト制作サービスにはSEO対策も含まれていますか?」

採用支援会社の営業担当
「もちろんです。」

・・・・・納品後。

採用担当者さま
「全然うちのサイト、検索上位に上がってこないんですけど・・・」

採用支援会社の営業担当
「え? 社名+採用 で検索してみてください!一番上に出てるはずですが・・・!」

採用担当者さま
「いや、もっと他の言葉で上がってこないと、アクセス増えないじゃないですか・・・。」

知ってる人からすれば、両者ともに「ちょっと待ったぁぁぁぁ!」というツッコミを入れたくなる流れです。

でもこのような光景は、あるあるです。

採用のオウンドメディアを持つことが当たり前になりつつある時代。

企業の採用担当者にも、採用支援の会社の営業メンバーにも、WEBマーケティングの知識が必要になってきているのかもしれません。

というわけで、今回は「採用支援会社」に属し、かつ「マーケティング担当」の僕が、採用サイトに関して知っておくべきSEOの知識をまとめました。

なお、当記事で、検索はシェアダントツ1位のGoogle検索を指します。では以下ご覧ください。

前提:検索結果が決まる仕組みって?

まずSEO対策を知る前に、必要な前提知識から。

検索結果が決まる仕組みを知っておきましょう。

「クローラー(Googleが発信するロボット)」が、WEB上を徘徊して、サイト情報を集めます。

そして、Googleに情報をパスし、Googleのデータベースに登録されます。

そして、アルゴリズムによって200以上の指標で評価され、検索順位が決まります。

それが検索結果として出てくるわけです。

画像1

大まかに仕組みを理解していればオッケーです。

検索結果の考え方

ここで結構勘違いをしている人が多いので大事な部分です。

Googleの検索は「Googleのサービス」であり、公共インフラではありません。

ということは、Googleの価値観とかビジョンが色濃く反映されているということです。

Googleが大切にしている価値観を示した「Google が掲げる 10 の事実」では、以下のように明記されています。

ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
(引用元)https://www.google.com/about/philosophy.html?hl=ja

つまり完全にユーザーファーストです。

そして、Googleは検索に対する方針の第一として以下を掲げています。

関連性と信頼性が最も高い情報を提供する
(引用元)https://www.google.com/search/howsearchworks/mission/

実際に、Googleは、「ユーザー」の検索意図にマッチした、最高の検索結果を出し、満足度の高い検索エンジンを目指そうと日々アルゴリズムを進化させています。

ユーザーが価値ある情報を素早く得られるように、ユーザーに一番利益をもたらす情報を検索上位に出そうとしているのです。

満足度の高い検索エンジンを作ることが、Googleユーザーを増やし、結果としてGoogleの利益を増やすことにもつながりますよね。

SEOに裏技はなくなりつつある

数年前は検索結果を決めるアルゴリズムを逆算して、解明し、裏技的な感じで検索順位を高めることができる時代もありました。(ブラックハットSEOと言います)

まだアルゴリズムが単純だった頃の話です。

キーワードを全文章の中の何%くらい使えばいいとか、何文字以上の記事が評価されやすいとか、最初の方にキーワードがあったほうがいいとか・・・

でも、こんなのがまかり通ると、Googleが目指す世界観とは反してしまいますよね。

ですから、Googleはこのような裏技SEOに対して、対策を打ち続けてきたのです。

そして今のアルゴリズムは進化しまくり

逆算して穴を見つけたり、誰でもできるテクニックで検索順位を高めたりすることが、不可能になりつつあります。

SEO対策をしるための前提知識まとめ

箇条書きでまとめます。

・作ったサイトがGoogleのクローラーに見つかることで、検索結果に出るようになる。(見つからなければ、検索されない。)
  
・検索順位は、アルゴリズムにより200以上の指標で評価されて、自動的に決まる。
 
・アルゴリズムは、ユーザーにとって最も価値ある情報を、素早く見つけられるように進化し続けている
 
・アルゴリズムを逆算して解明するのはもうほぼ不可能である。

このような前提知識があると、よくあるSEO対策に関する誤解を解消することができます。

採用サイトのSEOでよくある勘違い1

まず、「SEO対策=裏技で集客増やす」ではないということです。

つまり、

SEO≠サイトを見せたい人に人為的にサイトを見せる技術

先ほども伝えたように、検索エンジンは完全にユーザーファーストです。

つまり情報を欲していない状態の人に対し、裏技でサイトを見せる技術とかではないのです。

SEOを定義するなんておこがましいですが、強いていうなら、

SEO
=サイトを見るべき、あるいは見たいと考える人が素早くサイトにリーチできるように対策すること

と考えるべきです。

採用サイトのSEOでよくある勘違い2

「業種名 地域」などのキーワード(ex 営業 横浜市)で、自社の採用サイトを検索上位に出すようにSEOしてほしいと依頼されることもありますが、まず不可能です。

というのも、「業種名 地域」のキーワードで検索する人は、「その地域のその業種で仕事を探している人」だからです。

そのような検索意図に対して、個社の採用情報を出すことは、どう考えてもユーザーにとって価値がありません。

たくさんの求人を一覧で出してあげた方が、ユーザーのニーズに沿っています

最近だと、Google仕事検索として情報がアウトプットされるようになりました。これです↓

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検索結果のページをクリックせずとも、素早く欲しい情報(求人情報)を見ることができるように進化しているのです。

そもそもSEOってキーワードありきだから!

何度でも言いますが、SEOをやればアクセスがなんとなく増えるのとは違います。

SEOはそもそも、「キーワード」とひもづけて考えるものです。

先ほどSEOを下記のように定義しました。

SEO
=サイトを見るべき、あるいは見たいと考える人が素早くサイトにリーチできるように対策すること

これをもう少しブレイクダウンすると、

サイトを見るべき人・見たい人が検索バーに打つキーワードを想定し、そのキーワードが検索された際に、検索上位に出すように対策すること

がSEOです。

採用サイトで検索上位を狙うキーワードって何?

個社の採用サイトをSEOで見せるべき人は誰なのか。

もっというとあなたの会社の採用情報が検索上位に出てきて、ハッピーなユーザーはどんな人でしょうか?

答えは、「そもそもその会社の求人に興味があり、採用サイトを見たいと考えている人」です。

決して漠然と、営業職で仕事を探してる人でもなく、その地域で仕事を探してる人でもありません。

個別具体的に、その会社で働くことに興味があって、情報を集めている人です。

となれば、採用サイトで狙うべきキーワードは、例えば以下のようなものです。

「会社名 採用」「会社名 新卒」「会社名 中途」「会社名 求人」「会社名 職種」「会社名 先輩社員情報」「会社名 待遇」など

一番優先したいキーワードは、「会社名 採用」「会社名 新卒」「会社名 中途」「会社名 求人」この辺りですよね。

実は、採用サイトのSEO難易度は超低い

採用サイトのSEOは、上記のキーワードに対して、検索上位に出るように対策していくことが基本となります。

「会社名+●●」と言う固有名詞のキーワードを狙うので、実は、競合はほぼ存在しません。

強いて言うなら、同じ社名の会社くらい。

なので、採用サイトのSEOの難易度は非常に低いと言えます。

ここでもう一度あのやりとりを見てみましょう 

さて、ここまで知った上で、もう一度冒頭で紹介したよくある採用担当者様と採用支援会社の営業担当とのやりとりを見てみましょう。

採用担当者さま
「御社の採用サイト制作サービスにはSEO対策も含まれていますか?」

採用支援会社の営業担当
「もちろんです。」

・・・・・納品後。

採用担当者さま
「全然うちのサイト、検索上位に上がってこないんですけど・・・」

採用支援会社の営業担当
「え? 社名+採用 で検索してみてください!一番上に出てるはずですが・・・!」

採用担当者さま
「いや、もっと他の言葉で上がってこないと、アクセス増えないじゃないですか・・・。」

おかしいところだらけでしょう?


というわけで、採用サイトにおけるSEOについての疑問とか誤解は解消されましたか?

ではここからは、採用サイトのSEOって具体的に何するの?っていう疑問を解消していきます。

採用サイトのSEOは基本だけ押さえればオッケーです

採用サイトのSEOは難易度が低く、競争要素が少ないため、Googleが提示しているガイドラインに沿って、基本のみを押さえて作れば問題なしです。

イメージでいうと、「ネガティブポイントが発生しないように作る」程度に思っておけば問題ありません。

具体的には「以下の7つ+α」という感じです。

SEO1:ページのタイトルにメインのキーワードを入れましょう
SEO2:ディスクリプションを書きましょう
SEO3:見出しにキーワードを散りばめましょう
SEO4:サイトの文字は極力テキスト情報に
SEO5:フェイスブックとツイッターでいい感じにシェアされる設定
SEO6:SSL化
SEO7:モバイル対応

ではみていきましょう。

SEO1:ページのタイトルにメインのキーワードを入れましょう

ページのタイトルはGoogleがページ内容を判断する際に最も重視する指標の一つです。

タイトルには最も狙うべき「社名 採用」というキーワードは必ず入れるようにしましょう。

社名が長い場合は、タイトルを見てすぐに採用ページだとわかるように、「採用」というキーワードを左に寄せてあげるといいですね。

例)
採用情報|●●
●●●●
新卒採用|
●●●●●●
キャリア採用|●●●●●●

個人的には「株式会社」の表記は必要ないと思います。

ちなみに社名が英語表記の場合で、カタカナで検索する人が多い場合は、abcd(エービーシーディ)などとカタカナ表記を入れてあげるといいでしょう。

文字数は30文字程度推奨です。これ以上になると検索画面に表示されない部分が出てきます。

設定の仕方は以下のディスクリプションと一緒に説明します。

SEO2:ディスクリプションを書きましょう

ディスクリプションというは、以下の部分のことです。

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検索結果に出てきた後のクリック率に大きく関わる部分です。

検索されても、クリックされなきゃ意味ないですから、クリックした先に「どんなページがあるのか」わかりやすく書くようにしましょう。

「タイトルとかディスクリプションってどうやって書くの?」という疑問に対しても一応お答えします。

htmlコードで、タイトルとディスクリプションのタグで、以下のように書きますが、ここまで自分でやる方は少ないですよね?

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制作を外注している場合、「META情報どうしますか?」と制作会社に聞かれると思います。

その時にでも、タイトルは「〜〜〜〜」で、メタディスクリプション情報は「〜〜〜〜〜〜〜」でお願いします!と制作会社さんに投げればオッケーです。

ちなみに、ディスクリプションの文字数は、50文字程度推奨。

スマホだと50文字程度までしか表示されません&検索する人のほとんどはスマホですから。

SEO3:見出しにキーワードを散りばめましょう

少しだけ専門的な話になりますが、html上でタイトルの次に重視されるのが、<h2><h3>などの見出しに使われているキーワードです。

この記事でいうと↑の太字で大きい文字のことです。

Googleへのアピールの強さでいうと以下のような優先順位。

タイトル=h1 > h2 > h3 > h4・・・

採用サイトはそこまでSEO難易度も高くないことを考えると、せいぜいh2(見出し大)のキーワードを意識すればオッケー。

以下のように、採用情報に関連するキーワードを「見出し大」に散りばめましょう。

「会社名」「採用情報」「新卒」「中途」「求人」「募集要項」「募集職種」「会社概要」「先輩社員情報」「待遇」など

普通に採用サイトを作っていれば、このような言葉を見出しに使うことになると思うので、そこまで意識しなくてもいいかもですが・・・!

SEO4:サイトの文字は極力テキスト情報に

Google側が読み取れるのは「テキスト情報」がメインです。

GoogleのAIも画像の中身を正確に読み取れるレベルに達していませんので、「テキストが書かれた画像」が貼ってあるばかりのサイトは要注意。

Googleのロボットからすれば、なんのこっちゃかわからないサイトに見えているという状態です。

文字は可能な限り、テキスト情報を書くようにしましょう。

ただしキャッチコピーなど、文字をデザインしたい!どうしても画像になっちゃう!という場合もあると思います。

その場合は、「altタグ」で画像にテキスト情報をつけることができます。この辺りは専門的なので、制作会社が対応するように伝えればオッケーです。

「この画像のテキストですが、alt(オルト)でテキスト入れておいてください」

まぁ普通、言わずとも対応してくれますけどね(笑)

文字にカーソル当ててみて、コピペができるようになっていれば、テキスト情報になっていますし、できなければ画像になっている状態です。

SEO5:フェイスブックとツイッターでいい感じにシェアされる設定しておきましょ。

採用サイトがフェイスブックとかツイッターでシェアされた時に、いい感じの画像が出るように設定しておくことができます。

フェイスブックの画像の設定は「OGP」と言い、Twitterの画像の設定は「Twitterカード」と言います。

OGPはこんなやつ↓

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ツイッターカードはこんなやつ↓

スクリーンショット 2020-07-18 13.40.36

採用担当者が専門的なコードなんて覚える必要はありません。

用意するものは、横1200px×縦630pxのjpeg画像のみ。

あとは制作会社にこう伝えればオッケー。

フェイスブックのOGPとツイッターカードの設定なんですけど、こちらの画像が出るように設定お願いします!
ツイッターカードは大きい画像の方でお願いします。

簡単な作業なので、制作時に頼めば無料で対応してくれるところが多いです。

親切な制作会社はこちらが言わずとも、設定してくれたりしますが、言わないと対応してくれない会社さんも多いので注意です。

SEO6:SSL化

SSL化って何?

ってことを語ると非常に難しい話になっちゃうので、割愛!

簡単にいうと、URLの頭をhttp→httpsにして、セキュリティアップするイメージです。(雑)

これはGoogleが強く推奨している部分でして、非対応だとGoogle Chromeブラウザでページが開かれるたびにアラートが出てしまうようになります。

せっかくアクセスがきても、高確率で離脱するので、完全に機会損失。

絶対に対応しましょう。

これはサーバー(サイトデータの格納庫)での作業です。

まだ採用サイトのURLの最初が「http」になっていたら、完全に時代に乗り遅れています。

自社のサーバー管理者にSSL化を依頼しましょう。

また、一緒に依頼する内容として、

「httpの方に飛んできたアクセスをhttpsの方にリダイレクト(自動的に飛ばす)するように設定お願いします」

と伝えておきましょう。

SEO7:モバイル対応

Googleがサイトの検索順位を決める基準としてみているのは、実は「PC向けページ」ではなく「モバイル向けのページ」なのです。(モバイルファーストインデックスといいます)

つまり、モバイル対応していないと、必然的に低評価を受けることになります。

以下でモバイルフレンドリーかチェックできるようになっていますので試してみてください。
https://search.google.com/test/mobile-friendly

問題がありそうであれば、WEB制作会社に連絡をして、一刻も早くモバイル対応することをお勧めします。


ってな感じで、だいたい上記のようなことを抑えて、普通にサイト制作をしていれば、ネガティブなポイントは排除された状態になります。

基本的にWEB制作会社とのやりとりで解決する話です。

SEO番外編:IndeedとGoogle仕事検索に対応させる

冒頭で採用サイトのSEOで、「業種名 地域」などのキーワードからの集客強化は難しいと書きました。

でも、実は間接的な対策があります。

「業種名 地域」などのキーワードの検索結果として、採用サイトが上位に出ないのは事実。

でも、そのようなキーワードで上位に表示される「Indeed」とか「Google仕事検索」に採用サイトが掲載されるような対策は可能です。

両方とも、仕組みはGoogle検索と同じ。クローラーが採用サイトを徘徊して、情報を引っ張っていく形です。

それぞれクローラーが情報を持っていってくれるようにするには、採用サイト上の表示のルールがあり、専門的な対策が必要。
(WEBに比較的詳しい人がググってギリできるくらいです)

もしご自身で対策されるなら、以下のサイトは非常に参考になります。

Indeedに掲載させる方法
https://saiyo-kakaricho.com/wp/webma/indeed-crawling-conditions/

Googleしごと検索(Google for Jobs)に表示させる方法
https://saiyo-kakaricho.com/wp/webma/gfj-howto/

ただ、普通に考えて、素人がやるのは大変だしリスクも大きいので、WEB制作会社にこう頼めばいいんです。

「Indeed」とか「Google仕事検索」にも対応するように作ってください。

ただし注意点が。

採用サイトができてから依頼すると、「サイトの構造から変えなければならない・・・!」ということになりかねません。

なので、頼むとしたら最初からです。

制作会社であれば、快く引き受けてくれるはずです。

うまくクローラーを呼べて、無料で掲載されたら、それだけで集客チャネルの出来上がりです。

採用サイトのSEO対策まとめ

解説してきたSEO対策は以下の通りです。

SEO1:ページのタイトルにメインのキーワードを入れましょう
SEO2:ディスクリプションを書きましょう
SEO3:見出しにキーワードを散りばめましょう
SEO4:サイトの文字は極力テキスト情報に
SEO5:フェイスブックとツイッターでいい感じにシェアされる設定
SEO6:SSL化
SEO7:モバイル対応
番外編:IndeedとGoogle仕事検索に対応させる

もちろん、本当のSEO対策はこんな単純ではないですし、もっとたくさん細かい話はあります。

ただ冒頭で説明したように、そもそも採用サイトが検索上位を狙うべきキーワードは「社名+●●」という形が基本です。

「社名」という固有名詞が入る以上、SEOの難易度は低いので、上記のような基本だけを押さえる形で十分です。

とはいえ、SEO対策をイチから考えるのもちょっと大変だな・・・と思った方は以下をご覧ください。

「採用専用のCMS」を使うと、楽&安価にSEO対策済みのサイトが作れる!

採用サイト専用のCMS(サイトを簡単に更新するためのシステム)が便利。

採用専用CMSを使うメリットは、今回解説したようなSEO対策ほぼ全てに、簡単に対応できます。

・ページのタイトルに最初から「社名+採用情報」のキーワードが入る
・簡単にディスクリプションがかける
・その他キーワードもいい感じに最初から見出しに散りばめられている
・テキスト情報がメインの仕様になっている
・フェイスブックとツイッターでいい感じにシェアされる設定がデフォルト
・最初からSSL対応
・最初からモバイル対応
・IndeedにもGoogle仕事検索にも最初から対応

無料で使えるものも多いので、コスパ最高。

デメリットがあるとすれば、テンプレート形式なので、他社の採用サイトとデザインが被りやすくなったり、特殊なデザインができないことくらいです。

無料で利用できる採用専用のCMSをいくつか紹介しておきます。

エンゲージ

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https://en-gage.net/

ジョブオプLite

スクリーンショット 2020-07-18 10.56.02

https://ats.joboplite.jp/

ミートソース

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https://meet-source.com/

ちょっと宣伝になりますが、ミートソースの運営会社のカケハシスカイソリューションズは、クリエイティブ部隊があり、オリジナルデザイン対応も可能なので、相談しやすいはずです。

「社名」以外のキーワードで検索流入を増やすSEO対策をしたい場合は?

最後に、採用サイトで社名以外のキーワードからも集客したい!という方に向けて。

社名以外のキーワードから集客するためのSEOは難しい。

確かにそうではありますが、できないとはもちろん思いません。

しっかりと設計し、コストやパワーを投下して、質の高い情報を投下すればもちろん可能でしょう。

質の高い情報とは・・・?

細かいことを書き出すと、あと3万字くらい必要なので、端的に言います。

Googleは、ページの評価で「独自性」と「E-A-T」と「評判」という要素を極めて重要視しています。

Expertise(専門性)
A
uthoritativeness(権威性)
T
rustworthiness(信頼性)

噛み砕いていうと、その情報を発信するべき権威のある人が、オリジナリティの高い素晴らしい情報を発信しているかどうかって話。
そしてそれがユーザーからも認められてるかどうかって話。
(雑)

評判については、どうしようもない部分もあるので、基本的に対策するのは、独自性とE-A-Tですね。

情報を発信するべき権威のある人って部分がイメージしにくいかもですが、例えば以下のようなイメージです。

例えば、就活生向けの情報だと・・・

面接術とか、就活ノウハウとかであれば、就活成功者や、就職エージェントが書くべきです。

コンサルティング職の体験談などであれば、実際にその職種の人が書くべきです。

あなたの会社が発信することで価値を提供できる情報を発信していくことが、SEOに直結します。

ただし、もちろん、その記事はどんなキーワードで検索されるのか。そして、そのキーワードの検索ボリュームはどれくらいあるのか。など

この辺りはしっかり調べなければなりません。以下のような手順で考えます。

1:書く記事の内容を独自性・E-A-Tの観点で考える
2:その記事が検索されるキーワードを想定する
3:キーワードの検索ボリュームを調べる
4:キーワードで検索してみて競合の状態を把握する
5:書くコストと検索ボリューム・競合の強弱が見合えば執筆

このような記事の設計は、WEBマーケティングの中でもコンテンツマーケティングという領域に詳しい会社に相談するといいですね。

WEB制作会社や採用支援の会社は、専門外であることも多いのです。

ちなみに、僕が所属するカケハシスカイソリューションズは採用支援の会社ですが、問い合わせをいただければ、キーワード周りはマーケターの僕がご相談承ることも可能です。

とにかくまず考えるべきことは、採用サイトの目的です

最後の最後にそもそもな話ですけど、採用サイトの目的を考えましょう。

採用フロー上において、採用サイトの役割をどう設定しているか。

・惹きつけやブランディング
・ミスマッチ防止
・歩留まり改善 など

ここのマスト条件に「集客」が入っているかどうかで、大きくSEO対策の意味が変わります。

大変なのは、SEOをよく知らない偉い人から、「採用サイトSEOして集客増やせ」と言われた時ですよね。

これは地獄です。わかります。

その時はこのページの内容を説明してあげてください。そのために書いたようなもんですから笑。

以上です!


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