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2人旅①

昨日から2泊3日の男旅。
2年前からはじめた息子との旅行だ。

今回は大阪、京都へ。

1日目のお昼は息子の念願らくがキッズを目指す。

半年程前にイツキがいきなり観ているYouTubeを持ってきてココに行きたいから連れてってくれと言ってきた。 

らくがキッズはTAITOがやってるこども向けのアミューズメントパーク(いうて地方のショッピングモールに入っててコンパクトなやつだけど)で、柏とか宇都宮とかなかなか行くのが難しそうなとこばかりにあって、そのひとつが大阪の八尾というとこにあった。

ので、新大阪からJRと近鉄を乗り継いで、新幹線も合わせてると計4時間以上かけて途中なぜか行きたいと言った本人イツキにまだ着かないのかと半ギレされながら向かった。

イツキは汗ダクで遊んでいて、持ち帰りして次回以降も使うらくがきウォッチなるものを終わった後もずっと腕に着けていて大満足の様子だった。

イツキとの2人旅の目的はひとつだけだ。

熊本のオジサン世代の人にしかわからないかもだが、僕が幼稚園だった頃秋津有楽園なる施設のTVCMが盛んに流れていた。

当時の僕はここにどうしても行きたかったが、両親に何度頼んでもダメだった。
熊本のなかではど田舎にある僕の実家からそこまでは1時間超で、おそらくだが遠さの割にオトナのコドモを連れてってあげたい欲をあまりソソる施設ではなくて、両親は連れて行ってくれなかったのだろう。

そんなことも忘れていた高校生のとき、友達が秋津有楽園のすぐ近くが地元で小学生の時行きまくっていた話をしていて、そういえば俺はそこに死ぬ程行きたかったんだということを思い出した。

その時、ああ、情熱ってこうやってなくなるんだということを知った。
つまり、湧き起こった情熱をすぐに行動に移すかどうかがその後の情熱の継続には不可欠なんだろうなということを感じた。
湧いた情熱をすぐに行動に移していかないとそのうち情熱そのものが湧かなくなってどんどん行動というものをしなくなっていくような気がしている。


長くなったが、行きたいと思ったところには必ず行ける、そのための方法を見つけ出すんだ、と考え続けられる自分でありたいし、できればこどもにもそんな風になってもらえたらなと思う。
なので、旅行でそれを疑似体験してもらいたいので、今回のらくがキッズに行くのも新幹線のチケットの買い方から駅での乗り方、目的地に辿り着くまで自分の力で辿り着くことを疑似体験してもらえるように極力自分で動いてもらうようにした。

まあ、感じ方は人それぞれだからイツキがどう感じてるかは知らないけど、
僕のなかでの秋津有楽園的存在はイツキのなかでひとつでも少ないほうが良い。

行って自分の目で見て肌で感じて汗だくで夢中になって動く、
そんな体験が彼のなかでひとつでも増えたらいいなと思った。

そんな旅のはじまりでございました。

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