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漁場と市場

金沢と富山のお魚たちが美味しすぎました。
なんでそんな美味しいのかネットをふらふら見ていたら↓のような説明があった。

石川県の沖合では、暖流の対馬海流と寒流のリマン海流が交わっていて、海の底のほうは清浄で栄養塩が豊富な「日本海固有水」といわれる特異な海水で満たされている。

さらに石川県は雨量が多く、山から海も近いため、里山の豊富な栄養分を含んだ雪解け水や雨水が河川から海へと流れ込む。

冷たい寒流は重い海水であるため暖流の下に流れ込み、よく混ざる。
よく混ざることで、海底付近に溜まっていた養分は巻き上げられ、上層付近の酸素が豊富な水は海底へ。
このような現象が起こることで水中のプランクトンは成長、増殖。すると、プランクトンを求めて、小魚が増え、小魚を求めて大型の魚が増える。
魚達は潮の流れの速い環境で鍛えられて身が締まり、それでいて豊富な栄養素を含んだエサを食べて育っているので旨味を多く含む(いわゆる脂がのっている)美味しいお魚がたくさん獲れる好漁場になる、ということらしいです。

これを見て思ったこと。

我々が直面しているいわゆるビジネスにおける市場も漁場と一緒なのかもしれん。

↑の漁場の話。
好漁場を産んでいる大元は何?と遡っていくと、小魚は栄養素豊富なプランクトンを求めて集まった→そのプランクトンは海流の混ざりから発生した→つまり、異質な海流同士がぶつかったことが事の発端と考えられる。

今、僕は猛烈に台北をきっかけにしてビジネスをしに海外に出ていかねばと思っている。

じゃあ台北でビジネスはじめるつっても、宿泊業やるんですか?サウナやるんですか?とか聞かれると、正直コンテンツはまだそこまで固まってないっす汗
となってしまう。

でも絶対こっちに進めと細胞が言ってるんですそんな冷たい目で見ないでください🙇
みたいなやーつでうまく説明できずもどかしい状態が続いていた。

説明になるかは甚だ怪しいが、この状態の説明に↑の漁場の話が僕的にはシックリきた、今日はそういうフワっとした話です。

養分(利益)を沢山含んだマーケットで元気のある企業が活況を呈してビジネスを繰り広げている。
その養分(利益)を産んだのは海底の栄養素が上がってきたりなど、水中(市場環境)が混ざったから。そしてそれを産んだ最初のきっかけは異質な海流(異質な国や文化や商慣習)がぶつかったからだ。

自分がしたいことはコレだと思った。

異質なところに飛び込んで、異質なもの同士を混ぜる力の一部分になりたい。



なので、混ぜるためには海流がぶつからないことにははじまらないので、ぶつけられるのを待ってる(インバウンド)だけではダメで、こっちからもぶつけないと大した混ざりかたはしない。

ああ、だから海外でビジネスしてえのか。

となりました。


なんか取り止めのない話になっちゃたし、なにより思い返すと随分前に「まぜる」という記事を書いたが、そいや同じような話してる😅

以上、金沢の魚は非常に美味しい

そういう話でございました。

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