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植物のことやらメディアのことやら

専門学生だったころ、ある先生に「テレビ番組はそのうち、学びのあるものしか残らなくなる」と言っていた。当時は、そんな番組ばかりになるのはいやだなと思っていた。学び分野で特にお世話になっているのはYouTubeだ。

野菜やくだものを育てはじめると、さまざまな困難にであう。わからないから調べたりするのだが、そんな時にYouTubeのお世話になりたがる。テレビだと検索できないし知りたい情報があるかもわからない。でもねEテレの『やさいの時間』という番組は積極的にみている。テレビがすごいのは、いつでも初心者の味方なところ。4月に入ってあたらしい番組(『やさいの時間』内でプログラムがことなるのです)がはじまり、トラウデン直美さんが有機栽培を学ぶ番組と乙葉さんが植物の育て方を学ぶ番組がスタートした。有機栽培はあたらしい知識がたくさん。トラウデンさんと同じように「え?いいの?」と思いながら楽しんだ。乙葉さんの番組は剪定(ちがう言葉だったけど)のことを学んでいて、乙葉さんと同じように「いくらなんでも切りすぎでは?」と戸惑っていた。こうやって書くと、めちゃくちゃ番組の趣旨にあった視聴者だな。今年はちゃんとミモザの剪定にチャレンジしよう。勇気が必要だけど、植物は正しくすれば元気になるからね。いちごも剪定や芽かきをしてから、ぐんっと元気になった。

 あの頃の先生と同じ年齢ぐらいになっているのかな。湘南にきたこともあるけれど、やはり次第に情報量がおおいものは疲れる。凝縮されたものや感じとれるものに気持ちがむかう。冗長なものは避けたくなる。そういう意味でもYouTubeの10分程度にまとめられているのはいいのかもしれないな。でもやっぱり広告がじゃまだ。学ぶ目的でYouTubeをみていて広告に反応する人っているのかな。広告との向き合い方も考えていかなくちゃな。やっぱりメディアや目的が変わっても、見てもらえる前提でつくっているとだめだよなぁ。

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