見出し画像

『アイのない恋人たち』に触発されたふりをして

きのう、午前中に仕事が片づいてしまって、なにをしようかと考えていたら、録りためていた『アイのない恋人たち』をみようとなった。これは遊川和彦さんの脚本。いつからか極端なキャラクターを描く人のようになっていたが、今回は遊川さんにしてはリアリズム路線のドラマだ。1話と2話はすでにみていて、なんとなくたまってしまっていた。ぼくの場合、こういう作品は多いし、みることなくけしてしまうことがほとんどだ。しかしこの作品は2話までで、おもしろいと思っていたし見逃してはいけない感じがしていた。ぼくのこの感覚は正しかった。
毎回のようにすばらしいアイデアと発見があり、特に5話の結婚式当日に花嫁も花婿も逃げだしてしまうところや6話の2人の女性からビンタされてしまうシーンはその発想に感動しながら笑っていた。あと「あんたに飲ませるコーヒーはねぇ」などの遊川さんらしい遊びも入っていて楽しい。
むかしの『世紀末の詩』のような愛とはなにかを問うドラマだけど、リアリティのあるストーリーのなかで主人公が発見したように各話のラストにモノローグされる。福士蒼汰さんの声がまた繊細で、聞かなきゃ!と思わされる。ドラマに深みをもたせる手法としては登場人物をすくなくして関係性を掘りさげていくことが主流のように思う。しかしこのドラマはとにかく多い。メインだけで6人(7人か)いるし、それぞれの家族の物語によって人格が形成されているので話がすすむにつれて登場人物がふえていく。この複雑になりそうな物語をちゃんと理解させながら深めていくのは相当な技術だろうな。
触発されたふりして今年もなにか書こうかな。ぼくはラブストーリー書けないからなぁ。書きたいことは決まってるけど、CMのようにいくつも書いたりはできないな。仕事になれば書けるのかな。Webムービーのシナリオは書いてるもんな。よし!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。お時間が許すようでしたらメンバーシップをのぞいてみてください。
「だれだってなれるん会」は、コピーライティングやCMプランニングを楽しむ人たちのコミュニティです。他にも動画編集スキルアップコースもございます。
また現在「CMプランナー/コピーライターに、だれだってなれる講座」受付中です!
ご興味あればぜひ。

ここから先は

0字

だれだってなれるん会

¥1,000 / 月
このメンバーシップの詳細

この記事が参加している募集

休日のすごし方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?