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土地の大きさと場所の考え方

前回書いた様に、私たちはエリアを子供の学校に合わせて定めた。

軽井沢は、まず、土地を選ぶときのポイントの一つは、「傾斜地」か「平坦地」か。平坦地を選ぶ方が多いと思いますが、販売されている平坦地はとても少なく、価格が高い。


一方「傾斜地」のメリットやデメリットとはなんでしょうか?
土地の値段が安い場合が多いです!!
しかし、基礎工事費が高くなります。

最初に傾斜地の建築をみた時、その素晴らしい施工技術に感動を覚えました!!
傾斜地は、駐車場から玄関まで、階段の段数があるケースがあります。
駐車場から「降りる場合」と「登る場合」。
現在私たちが借りている家も傾斜地にあり、駐車場から10段強の階段を降りて玄関に入ります。リビングには何も遮らない素晴らしい景色が1日中見え、
いつまで見ていても飽きない変化を楽しむことができます。
一方、買い物を運ぶ際にハードトレーニングではあります💧

メリットとしては、軽井沢で浅間山が見える土地を探したい方が結構多いのですが、傾斜地だと見える可能性があります。

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(賃貸の家からの朝の景色 群馬まで見渡せます)


ひと通りのエリアを見せて貰った後に我が家が条件としてあげたのは、こちらです。

・平坦地であること
・冬も陽が当たること
・風が流れること
・通行料の多いメイン道路から一本入っていること
・子供の学校から徒歩圏内であること
・買い物に自転車でいける距離であること
・別荘地であっても、定住者がいること

せっかく軽井沢に住まうのなら、緑豊かな場所に身を置きたい。
でも私も主人もお天気さんなので太陽の光が必要。
山深い場所ではなく、陽が燦々と降り注ぐ場所に住まいたいと考えました。
また、東京でも自転車移動が好きなので、出来るだけ車だけに頼らない生活をしたいと考えました。勿論、何十年後の自分たちがこのエリアにいることも視野にいれて。

土地の条件が決まったら同時に、どれぐらいの大きさの土地を探すのかも話し合いました。

私たちが東京で住んでいた家は、三階建。築40年の建物を主人がリノベーションし、一階に会社を置き、二階三階がウェディングケーキの様に段々小さくなる建物でした。
住居面積は、約80平米。

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二階はキッチンが家の中心にあり、リビングとバスルーム。
三階は、ベッドルームとウォークインクローゼットとトイレというシンプルな間取りで、極力壁を作らない間取りです。
詳しくはこちらからご覧ください。

私は父が転勤族だったこともあり、主人が引っ越し魔なのもあり、(遊牧民)引っ越し回数述べ15回。かなり色々な形の住宅に住んでおり、自分なりの家へのこだわりや理想ができています。

今回建てる家は、東京の家の面積にプラス、
・息子の部屋を作るか
・ゲストルームを作るか

を検討しました。

結果から言うと、息子の部屋は今回除外しました。
恐らく3年生〜5年生の間に自分の部屋が欲しいと言われるでしょう。
また、大きなお子さんがいる友人から、子供の部屋に行く必然がなくなってしまうので、わざわざ導線に子供の部屋を設置することもお薦めされました。

「自分の部屋が欲しい」そう言われたら、息子が設計して、主人と息子で庭に建てて貰おうと、今回は彼の部屋は用意しませんでした。

もう1つ、ゲストルームについて
わざわざ長野まで来てもらうのだから泊まって欲しい、と思うものの、
「稼働回数を考えると家のデッドスペースになってしまう可能性があるのでは」という意見もあり、今回は使っても使わなくても良いスペースに設定しました。

必要な大きさを考え、次の我が家に必要な面積は余白の空間を含めて約100平米ぐらいと設定しました。

ぜひ、ご自身にとって心地よい大きさを考えてみてください。
それぞれにとって心地よい大きさがあるはずです。

私も大きな家に憧れがあります。
でも掃除するのは私です。
知人の別荘体験も含めて、主人と息子が物をあちこちに置き、探す日々を想像しても、私には大きすぎる家は快適ではありません。笑




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