鬱病患者の日記 7/7

 七夕は晴れるどころか、雨が降ることが多いそうな。無理に2人の逢瀬を覗き見るなど、野望ったい。
 地上の事など放っておいて、二人っきりでいれば良い。
 笹の葉が揺れる。
 短冊が星々のようにヒラヒラ煌めく。きっと素敵なことだろう。きっと素敵なことでしょう。
 今後一生、永遠に、小さい愛おしい命が、もう、何の害毒にも晒されず幸せに過ごして欲しい。たくさんの愛情に囲まれてスクスク育って欲しい

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