17歳でやるべき2つのこと
自分は17歳のころ何を考えるべきだったのか。
振り返ってみると自分が17歳の頃なんてなにも考えてなかった。
就職や結婚、いろんなことは、大人になったら自動的に決まってくるものだと思っていた。
夢を見ることすら、ぼんやり夢見てた気がする。
自分は、なんとなく進んだほどほどの進学校で、言われたままに受験勉強をしていて、模擬試験の偏差値だけを頼りに、実家から離れて暮らすことだけを夢見ていたように思う。
当時のには公務員の父と学校の先生以外に、働く大人が目に入っていなかったから、その中で自分は教育の仕事を選んだ。
自分が17歳のころに、適性検査や就労経験、アルバイトなどしてみていたら、もっと職業観が広がったのではないだろうか?
そんな反省を込めて、17歳のころに何を考えるべきなのか。
いつまで夢見てていいのか。
心理学者のE・シャインさんがおっしゃるには、0歳から25歳は成長・空想・探求の時期。
また、17歳から25歳までは、仕事世界へのエントリーの時期であり、基礎訓練の時期でもあるとしている。
なので25歳までは夢を見ていて、まったく問題ない。職業観のベースとなるものを25歳くらいまでに築けたらいい。
とはいうものの、17歳などの思春期の頃は、将来がきまっていないことに不安になりがち。周りと比較して焦ったり、周囲から聞かれる質問に答えられないことを不安に感じてしまう。
迷っている理由は、情報が不足しているから。
けれど、何の情報が不足しているのかが具体的にはわかっていない。
必要なのは、自分理解と仕事理解のための情報。
自分がどんな人間なのかを知るには、体験・経験が必要。遊びや学校生活、野外活動やアルバイトなど、いろんな経験を通じて、自分がどんな人間なのかがわかってくる。周りの人に聞いてみるのもいい。
仕事を知るには、出会いが必要。大人との出会いが仕事を知る第一歩になる。昔、テレビの中だけだった小さな子のあこがれは、今やYoutubeの中にある。Youtuberになりたい子が増えるのは出会いの形からすると当然になる。
この大人との出会いを増やすことが、親ができるキャリア教育なのかもしれない。
自分の経験と、大人との出会いの機会を増やすこと。これが17歳が将来に向けて、できる2つのこと。
具体的になにから考えてみるかについて、ワークシートを作ってみました。
自分の17歳の反省を踏まえて。
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