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フルマラソンサブ3に挑戦!?~1か月でサブ3.5▶サブ3にスピードアップさせた特訓と心境の変化~

こんにちは中村です。スノボのオフトレのためにランニングを始めたら、すっかりランニングに魅せられてしまいました。

さて。フルマラソンの走力チェックに最適と言われている1500m走。

先般タイムトライアル会に参加してきまして、目標タイム5:10を大幅に下回り5:02をマークしてきたので、この1ヵ月どんなことに取り組んだのかを振り返ってみたいと思います。

何故これをしようと思ったのか?心境の変化

5月28日にわが町大野市で開催された名水マラソン10kmの部を46:06で完走
愛読しているダニエルズのトレーニング理論(VDOT一覧表)によると、

10kmのレース結果が46:09秒の人→フルマラソン3:32:23
ぐらいのポテンシャルはある
計算なんだそう。

当初はサブ4を目指していたんですが、既にサブ3.5行けるかも!?という状態に。そして本格的なマラソントレーニング開始は7月からの予定だったので、まだ1か月余裕がある、、、

「6月まるまる1か月スピード強化にパラメータ振ったら、サブ3のペースに近づけるのでは?」

と、あらぬ欲が出てきたというのが正直なところです(フルマラソンはおろか20㎞も走ったことがないけど)。

怪我しない・効率よく走る・スピードアップする。に取り組んだ6月

当然、長距離を走った時にどうなるかは全くの未知数で、30㎞を過ぎたあたりから足が止まる可能性も大いにあります。
しかし、どうせだったら、、、トレーニング期間に余裕があるうちに、やりたいと思ったことには挑戦してみたい!という動機から割と真剣に取り組むことにしました。

はじめは「さ・・・サブ3のスピード感目指してみます」と宣言するのも恥ずかしかったけど、公言することでいろんな方が応援してくれるのもとても力強かったです。

実際に取り組んだこと

やったことはとてもシンプルで、100mあたり約21秒(1㎞ 3分27秒→1500m 5分10秒)のペースで、走れる距離を伸ばしていくという作戦。

6月頭の時点で200mを40秒で走ることはできていたので、それが400m、800m、1000m・・・と距離が伸びていっても持つかどうか?というのを成長の道しるべとしました。

基本こんな感じで2-3日の休みを挟む強度の高い月間…

6月6日、死ぬほどきつかった1回目のポイント練習

町おこしランナーの新井さん(2022年金沢マラソンで2時間55分を達成)にお願いして、サブ3の世界を味見させていただきました。

早めのアップで1㎞4:00を2本、400mインターバルを88秒で5セット

きつすぎて途中で5回ぐらい帰りたくなりました。

6月10日、耐性が付いたのを実感できた2回目のポイント練習。

前回と同じメニューをこなし、オマケで200mを5本追加しました。

動きを撮って修正する地道なことも。

きついのはきついのですが、「前回よりも幾分楽にこなせた」と日記には書いてありました。

へばってくると腹筋がクシャッとつぶれるみたいで、そこが弱いと反省点を書いています。

翌週はなんやかんやで忙しく、ポイント練習はおあずけ。流しのフォームを撮影しては修正・・・という地味練習を結構したりしていました。

6月18日、距離を伸ばして死にかける。3回目のポイント練習

いよいよ距離が800mにまで伸びてきました。折り返し地点!

完全に部活・・・

800m×2本、400m×1本をこなしました。

2本目の800mが途中で帰りたくなるほどきつかったです。余力があれば3本目も行こうかと当初意気込んでいたんですが、泣きついて3本目は400mに短くしてもらいました。(これでも死ぬかと思いました)

6月21日、自主練で成長を確認。4回目のポイント練習]

「いちど死にかけると、次はその領域が楽になる」という法則性に気づきはじめます。

1000m 3:32(21.2)600m 2:02(20.3)400m 79(19.8)

この時点でもいまだ1500mを同じペースで走り切れる自信が全くありません。サブ3の壁の高さを感じました。

6月25日、旅先でポイント練習をする狂気。富山で死にかける。

タイムトライアル会の日が近づいてきたころ、新井さんからメニューのご提案をいただきました。

結局、上記の練習は旅先の富山で一人黙々と実施することに。

スノボのオフトレに立山キングスに行ったのに、早朝走りたいがためにシューズを持参。「旅先で追い込むなんて、いよいよ来るところまで来たなぁ」と感慨深い気持ちで富山の朝を走っていました。

800m→レスト1分→600m。5-10分休んでから、600m→レスト1分→200mを実施。

休憩時間が短いと、辛さもまた別格!800m走ったあとの600mが死ぬほどきつかったです。

この月で一番しんどかったので「おかしいな?」と思って新井さんのメニューを見返したら、「800m→400m」と書いてあったので、200m余計に多く走っていました。どうりで(笑)

6月29日、6回目のポイント練習(最終調整)

いよいよ1000mを越えた領域に突入です。

1200m→ウォーク5分→300m、と、より実践に近い形で、1200mまで一気に走りきるトレーニングをしました。

これで結構自身がついた

「おお~!800m超えても大丈夫!」と感動したのもつかの間、ラスト300m付近で急激にズーンと全身が重たくなって、やっぱりきつかったです。

7/3タイムトライアル会で5:02を達成!祝

ケガのリスクなどとの兼ね合いから「1500mまで走り切るのは本番の時で良い。」という新井さん判断で、ほぼぶっつけ本番でタイムトライアル会に臨みました。

他の参加者の皆さんもいらっしゃったおかげで気分も盛り上がり、予想以上に好タイムを出すことが!

ご一緒いただきありがとうございました!

というわけで、200m→400m→800m→1000m→1200m…
少しずつ距離を伸ばしていったらちゃんと体が付いてきてくれた。という次第です。

大変だったこと

では改めて大変だったことを振り返ってみたいと思います。

①最初が一番辛かった。5回ぐらい途中で帰りたくなった
②その後のポイント練習も基本的にどれもキツかった
③回復を信じてしっかり休む、自分の性格を手懐けるのが難しかった

という感じでした。

一度きついゾーンを体験すると、次回体がしっかり耐性を付けてくる。というのには何度も遭遇し、そのたびに驚き&嬉しみがあり、月の後半には「筋肉は裏切らない」という確信にまで至りました。

無理のない範囲で少しずつ負荷を上げながら、成長と目標への近づいている度合いを日々実感できたのも良かったと思います。

まとめと一言

というわけで、サブ3.5のスピード感の人が、1ヵ月でサブ3のスピード感にトライしてみた振り返りでした。*長距離を走るとどうなるかはまた別の話ですので、あしからず・・・

私自身スピード系の人らしいので、参考にならない方もいると思いますが「こんな感じでやってました」的な一例としてエンタメ程度にお読みいただけたら幸いです。

・人は環境にちゃんと適応する
・怪我しないことが大事。無茶しない
・周りの環境にとても恵まれている!

の大事さに改めて気づくことができました!

勝手に㏚

というわけでお知らせです。私がここまで楽しく走れているのは、

パーソナルトレーナー牧野さんの早朝ランニング会

町おこしランナー新井さんのマラソン練習会

の影響がとても大きいので、頼まれてもいませんし・ギャラも出ないのですが勝手に宣伝しておきます(笑)。

どちらもカジュアルに参加できるし、初心者の方でも全く問題ないので、良かったらご参加ください。主催者の方が喜ぶと思います。

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