行く気持ちが整いましたという意味

息子はよく寝返りをうつ。子どもの寝返りがすごいという話はよく聞くので珍しいものではないよなあと普段は気にしないでいる。

息子が寝た後、私は横で本を読んでいることが多い。今日もよく転がっており、布団から落ちそうになっていたら戻してあげようとちらちらと横目でその様子を確認していた。
すると転がった拍子に息子の体がぐわっと持ち上がって驚く。四つん這いの状態を経由してばたりと倒れるようにまた布団に収まった。これでも起きないのか。

週明けの朝。週末は色々と出かけていたのでその名残からか「おかーさん、今日はどこに行くの?」と聞かれたので「今日は普通に保育園ですよー」と答えると驚いた顔になる。「ガーン」と効果音が聞こえてきそうな顔だ。
少しの間残念そうに佇んでいたが、すぐに「息子くん、元気になったから行けるよ!」と言ってくれた。

息子の「元気になった」というのは体の不調が良くなったという意味でなく「行く気持ちが整いました」という意味合いだ。

頑張り屋さんだなあ息子君は!!!と大いに褒め、お母さんも仕事頑張るからね!と約束をした。

保育園へ送っていくと、元気になったという宣言通りに息子は元気に教室へ入っていった。

帰宅し、私も宣言通りにゴリゴリ仕事をする。

仕事を終え迎えに行くと、私の到着に気づかず遊び続ける息子。先生に「お迎え来たよ」と言われ、私の姿を確認すると不意打ちだったようで嬉しそうに「あ!お母さんじゃないっすか!」の顔。いいリアクションありがとう。

夕食後、風呂に入り、昨日ちょっと靴ずれした箇所に貼った絆創膏をはがそうと言うと剝がさない!と拒否。「じゃあ何か描いてかっこいい絆創膏にしてあげるよ」と交渉すると剥がさせてくれた。

カーズを書いてほしいとリクエストがあったので絆創膏に描いた。似てると言えば似てるよねというレベルのクオリティだったので息子も最初「これは・・?」という顔をしていたが、「レーシングカーだー」とうっすら喜んでくれているようだった。

あれ、もしかして気を使われてる?

帰宅し、風呂に入ろうとしていた旦那に「なんと!わたくし本日シャンプーの詰め替えをしておきました!!」と元気よく主張した。

息子を寝かしつけ、冷蔵庫を開けるとセブンイレブンの冷やしみたらし団子が2つ入っていた。「ひとつどうぞ」と旦那。

冷やしみたらし団子、以前買ってきてくれた時に大絶賛したのを覚えていてくれたのだろうか。

夜も遅いので翌日いただくことにした。

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