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パイナップルはぷるぷる

息子が毎日同じ服を着たがる。消防車の服をヘビロテしすぎており、これはそろそろ変えてやらねばと先日新しく服を買いにいった。
子供服売り場を探し回るも、ちょうどいいサイズで車が描いてあって・・と条件を絞るとなかなか見つからない。大きすぎる!小さすぎる!電車の柄ならたくさんあるのに!と一人奮闘した。

そしてやっと見つけたのがぱっと見は電車が描いてあり、めくると車が出てくるというシャツ。車が出てくるんだよー!と見せてみると、お気に召してくれたようで自分でせっせと着てくれて助かる。

息子を園へ送っていき帰宅。仕事の前に息子が歩き始めたころより設置していたベビーゲートを片付けた。台所に入ってくるのを防止するため、リビングと台所の境目に鎮座していたものだ。
しばらく前に息子がベビーゲートの扉の開け方を習得しており、もう役に立っていないなと思いながらも置きっぱなしだった。

今日はなんとなく気分がのり、せっせと片付けると部屋がぐんと広くなる。そこまで圧迫感は感じていなかったつもりだけど、無くなってみると部屋の広さのポテンシャルを存分に感じる。

台所に行くたび、おお広いと何度も感激した。

仕事を終え、保育園へ息子を迎えにいくと「てるてるぼうす作った!」と自慢げに見せてくれる。

なんでこの子びっくりした顔してるの。

先生に聞くと「自分でお顔のシール貼ったんです~」と教えてくれる。普通のスマイル顔より何倍も味があってとても好き。

帰り道、信号で停車していると改造車が走っていき、車好きの息子は「いかつい車!」と大興奮。地面すれすれの車高、ハの字型に傾いたタイヤ、窓はフルスモーク。そして極めつけがめちゃくちゃに長い排気口。

車体から30cmくらい後ろへ突き出しており、あんなに長かったら駐車場に停める時、車止めへ刺さるのではないかと一人ヒヤヒヤする。

帰宅すると部屋が広くなったことを見つけた息子は汽車の乗り物にまたがり、新しくできたスペースで爆走していた。
走りながら「パイナップルはぷるぷる~」と歌い出し、何それかわいいんだけど!と一緒に盛り上がる。


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