外に洗濯物を干す不安要素

息子の保育園で夏祭りが開催される。
園児が保育時間内に楽しむためのもので親が参加する規模のものではないのだが、この日は浴衣や甚平を着て登園してもいいですよということになっている。今日はその前撮りだ。

昨年の息子は甚平を着たくないと拒否し、1人だけTシャツで集合写真に写っていたのだが今年はどうだろうか・・。

朝、息子に甚平を着せようとすると案の定嫌がる。強要する気はないが、やっぱり着てくれたら嬉しい。
「息子ー!かっこいいよー!着てくれたらちょっとだけお菓子あげるよー!」とはやし立て、なんとか着せることに成功した。

そのテンションのまま車へ乗りこみ、保育園が目の前に見えてきたあたりでやっぱりこれじゃない!と車内で脱ぎだして焦る。
結局、甚平の上だけ脱いだ肌着の状態で教室へ入っていった。

家へ戻り洗濯機を回す。こうも暑いと洗濯ものがすぐ乾くので楽しくなり、つい洗うものはないかと探し回ってしまう。

我が家の洗濯物は基本的には乾燥機で乾かし、それ以外のものは部屋干しというスタイルでやってきた。シーツなどの大物やおしゃれ着洗いのものが部屋干しの対象になる。

先日ふと、外はこれだけ暑いのに部屋干しでわざわざ室内を湿っぽくするのは無駄なのではと思い立つ。
そして外に干してみるとその乾きっぷりに感動する。部屋も湿っぽくなーい!と当たり前すぎることに気づき直す。

しかし洗濯物を外に干す際に恐れていることがある。虫だ。
とくに今の季節はセミ。昨年は我が家のベランダで何度かひっくり返っていたこともあり、虫嫌いの私は恐怖でしかない。

洗濯物に何か止まっていたらどうしようという恐れと外干しの気持ちよさを天秤にかけながら。
今日は仕事の合間に3回洗濯機を回した。夕方までに全て乾いた。

仕事を進めていると先日メルカリで購入したトミカが届く。
息子が宅配車のトミカを欲しがるものの、公式から手に入れることは既にできなくなっており、中古で少し安くなっているものを注文していたのだ。

写真で確認していた通り、使用感があるものの綺麗な状態で届いた。よく見るとタイヤのすき間に小さな新幹線のシールが挟まっていた。
前遊んでいた子の痕跡が見え「引き続き遊ばせていただきます」となんだかありがたい気持ちになった。

これはお盆の帰省時、息子がぐずった時の切り札として取っておこうと一旦仕舞っておいた。

息子を迎えにいき、先生に「今日は甚平着て写真撮れましたかね」と聞いてみると「みんなが着てるのを見たら普通に着てくれましたよー!」と教えてくれる。良かった。写真が楽しみだ。

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