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おでこに冷えピタを貼る子供たち

先ほど5歳の娘が頭をぶつけて泣いた。

あんまりに泣きわめくもんだから「冷えピタでも貼っとけ」とおでこにピタッと冷却シートを貼りつけた。

本当は熱がある時に貼る冷却シートなんだけど、バンソーコーといっしょで何だか貼りつけるとひとまず安心するらしい。
ピタッと泣き止んだ。
冷えピタのピタはピタッと泣き止むのピタだと思った。

ところで、全くの無関係である3歳の息子もいま冷えピタをおでこに貼りつけている。こちらは頭も打っていないし、熱も出していない。
単にお姉ちゃんがおでこに冷えピタを貼り付けたもんだからマネしただけである。

「僕も貼る!!」と高らかに宣言した彼は冷えピタをおでこに貼りつけると明らかにご機嫌になった。

何だったらちょっと小躍りしそうなぐらい気持ちが上がっている。
興奮冷めやらぬ様子である。そういう意味では冷却シートは彼の情熱を冷ますことには失敗しているとも言える。

「冷えピタよ、もうちょい頑張れ」と思った。

#日記 #ショートエッセイ

ここのコメントを目にしてくれてるってことは最後まで読んでくれたってことですよね、きっと。 とっても嬉しいし ありがたいことだなー