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狭い世界で精いっぱい生きてた私を発見したことについて【少し重め】(014)

こんばんは。今日は就職したての頃に出た本を読んだ感想です。

読んだ本 「新!おきなわキーワード」

この本は2003年に出版されたで、複数のライターさんが50音順に沖縄で使われる進化した方言とか、時事問題のキーワードとかを読みやすく書いているコラム集です。どこから読んでもいいしパラパラめくって眺める感じの本です。
noteのネタ、ないかな?なんて下心を持ちつつ読んでいました。
(楽しい軽いネタを見つけたので書いていくつもりです😃)

楽しい軽い気持ちで読んでいたら、「だいじょうぶさー沖縄キャンペーン」について懐かしいなと思って読んでみました。

「だいじょうぶさー沖縄キャンペーン」とは

・9.11 アメリカ同時多発テロ事件の影響による風評被害
→「だいじょうぶさー沖縄」キャンペーン実施(平成 13 年)

沖縄県 沖縄観光の概要Ⅰより

https://www.pref.okinawa.jp/site/bunka-sports/kankoseisaku/kikaku/report/youran/documents/h26-i.pdf

コラムの内容は
「沖縄は米軍基地があって9.11テロ後だと余計に全然大丈夫じゃない。それを県主導でPRしていくなんておかしいよ」
という内容でした。

当時の大体20年前の私は

そんなことを全然考えずにただ自分の生活のことで精いっぱいな毎日を送っていました。新卒入社の観光業で仕事を覚えたかな?の頃に起こった9.11テロでした。
休みの日でワイドショーの生中継を見ていた、あの一人暮らしの部屋の感じはすごく覚えています。

避けられない世界情勢のせいで当時の職場の空気はガラッと変わりました。私は顧客相手の仕事だったのであまり感じませんでしたが、会社の中心になればなるほど見通しの立たなさ、対策に追われて大変だったろうなと今なら思います。

あと基地問題があるから直接観光業にダメージがあった、だから基地を返還してほしい、無くしてほしい。という訴えも今なら意見の一つとして「それもあるね」と考えることができます。

でも当時の私を振り返ってみれば「だいじょうぶさー沖縄キャンペーン」に対する批判なんて1ミリも思わなかったし、周りの環境のせいかそういった意見はゼロでした。
自分の仕事や生活に必死でした。
このページを開いて「だいじょうぶさー沖縄キャンペーン」の単語を目にするまですっかり忘れていたし、賛成も反対もありませんでした。

歴史的な出来事に直面してる現在

今もコロナ3年目で世界情勢に巻き込まれ度ナンバーワンだと思います。そして今の私の環境は20年前に比べて少し落ち着いています。
本を読んだり、昔のことを調べたり、好きなものが増えていたり、noteを書いていたりします。
今できることは行動しているつもりですが、また今日のように20年後のわたしが今のわたしを振り返った時、「うわぁ、、(驚き)」とならないように
まず情報選択をして、いろんな立場の視点を持ちます。
次にわたし自身と暮らしを守りつつ
できる範囲で少しでも1ミリでも周りや世界が良くなることをできたらいいなと
20年後の自分に「一生懸命〇〇したんだね(感心)」と思われたい

なんて考えたりしました。
それではまた。



読んでくれて、見てくれてありがとうございます。