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多様な「幸せ」にあぶれた人たちへ

こんばんは、nakです。
何だかメッセージじみたタイトルですが、
特にこれをみた人を救いたいだとか、そんなことは思っていません。
ただ、なんか生きづらいよねって言いたいだけです。

本当に、モノやノウハウの飽和した時代になったと思います。
書店へ行けば、成功するためのバイブルが並んでいます。
成功者の事例は、飽きるほど電子の海に撒かれています。
それに合わせて、幸せについての価値観も多様化した気がします。

多様化自体はいいことだと思っています。
ただ、それは同時に「幸せに成らねばならない」という
脅迫的焦燥の種にもなってしまいました。

これ程に成功者がいるのなら、幸せになるためのバイブルがあるのなら、
今生きづらいと思っている自分はなんなのだろう。

世の中に幸せの形が数多あると知りながら、
そのどれにも当てはまることができなかった人たちへ。
多分あなたはそうそう幸せに成ることはないし、
多分あなたの幸せは、そういう打算的な場所には存在しない。

多分、あなたは繊細だ。
戦略的に幸せになろうとすることなど、僕たちには似合っていない。
もっと、日常のふとした風景に美しさを感じたり、
人生について悩み抜いたり、そんなことに
若干の安寧を感じることができたら、悪くない。

一昔前と比べて、様々なものごとが「易く」なりましたね。
成功者によって造られた幸せの形は、僕たちを苦しめて止みません。
私見ですが、手順化しても、簡単に幸せには成れないと思っています。
だから、今は幸せでないことを誇るくらいでいいかもしれません
そんなに簡単な道のりの上にはいないんだ、と。

悩むあなたが、少しでも、「幸せ」に振り回されぬ様。
それだけが人生の全てではない様。


と、なんとなくそんなことを思っています。

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