見出し画像

成功のコツを実践しても、”必勝”にはならない理由

*新入社員/若手社員/インターン生向け記事

結論

  • 営業(インサイドセールス含む)の個々人の”力”は、掛け算で構成されているため、1つの要素が欠けていると”営業力”の最大化がはかれないため。

  • 重要なことは、どのような構成要素があるのか早い段階で学び”地図”を得ること。

  • 営業の達人(トップセールス)からのアドバイスが、その地図のどこに位置するのか把握するとよい。

こういうことってありませんか?

先輩やトップセールスから
 「まずはお客様視点が大切だ」
 「〜〜というトークはすごく(お客様の)反応がいいよ」
といったアドバイスをもらって実践してもなかなか思うような成果を得られない。こういった経験を誰しもしたことがあると思います。(漏れなく私も。)
前提として、アドバイス内容は間違っていないです。ではなぜ思うように成果がでないことが起こるのでしょうか?

営業(インサイドセールス含む)の個々人の”力”は、掛け算で構成されている

インサイドセールスを例にとってみると

  • どんなにトークが上手(質)でもコール件数(量)が極端に少ない。

  • 活動件数(量)が多くても、お客様を想った会話(質)ができない。

といった状態であったら成果がでないことは想像に難くないと思います。

先輩やトップセールスの方との会話やセミナーでは、時間に限りがありますのですべてを網羅的に説明することは不可能です。そのため忘れてほしくないエッセンスを一部、伝えていることになります。
つまり一部だけ実践しても思うような結果が得られないということになります。(*頂いたアドバイスは即実践するのが仕事の基本姿勢)

どのような構成要素があるのか早い段階で学び”地図”を得る

伝説のトップセールスといった先人達のノウハウは本屋にいけばたくさんあります。
少なくとも、戦略・戦術、マインドセット、思考メソッド、コミュニケーション、仕事力向上、知識と7ジャンルはあると考えています。
例えば戦略、戦術関連では「セールス・イズ」がおすすめでアカウントプランから体系だった解説がされています。コミュニケーションではSPINでしょうか。1冊で満足せずにたくさん読むことをお勧めしますが、まずは1冊手にとることが大切だと思います。

範囲が広すぎてどうすればいいかわからない、という相談を以前受けたことがあり、インターン生や若手向けにセールスの世界観ってこういうイメージですよと考察したnoteがあるので、よろしければご一読ください。
セールスの世界観をロープレに例えたら

まずは1冊読み、あとから入ってくるアドバイスや追加で読んだ本で自分の地図を広く深くしていくことで世界が広がります。
各テーマごとに数多の情報がありますので自分が強化していきたいポイントを見据えながら自分の地図のアップデートを進めていければといと思います。

ご覧になった方にとってご参考になる点があれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?