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企業がTwitterマーケティングに取り組むメリット

Webディレクターをしているnaiokと申します。
今回は前回のSNS事例に続いて、企業がTwitterマーケティングに取り組むメリットについて書いていきます。

Twitterの主な特徴

Twitterの主な特徴としては次の3点になります。

情報拡散性

他のSNSと比べると、リツイートやアルゴリズムにより情報拡散性が高いことが特徴です。自分のアカウントのフォロワー、さらにそのフォロワーや全く関わりのない人にも、検索などによって情報に触れることが可能であり、商材・ブランドの認知拡大に繋がります。

リアルタイム性

情報拡散性が高く、直ぐに情報が広がるため、タイムライン上で簡単に、リアルタイムに情報を得ることができます。そのため、現在のトレンドをチェックしやすく、情報収集に役立てることが可能です。

アクティブユーザー数

既に先ほどから述べていますが、利用者数が多く、日本においては月間利用者数が4,500万人以上に上るため、情報の受け取り手が多くいます。多くの情報レシーバーがいますので、情報発信には適したツールと言えます。

企業がTwitterマーケティングに取り組むメリット

企業がTwitterマーケティングに取り組むメリットとして、次の3点をあげることができます。

商材・ブランドの認知拡大

Twitterは他のSNSと比較すると情報拡散性が高いだけでなく、自分のアカウントのフォロワーのフォロワーや、全く関わりのないユーザーにも情報を届けることが可能です。そのため、企業・サービスの認知度やブランドイメージの向上に活用することが可能です。

販売促進

販売促進として次の2つの点で活用できます。
1点目は販売に直結する活用です。
これはTwitterを使用してユーザーに知らせ、ユーザーの購買意欲を活性化することで、お店やECサイトなどのコンバージョンポイントへ誘導することを指します。Twitterひとつでユーザーの認知から、購入まで影響を与えることが可能です。

2点目は間接的な活用です。
Twitterを集客ツールとして活用し、ECサイトや他のSNSなどへ誘導し、その先でユーザーにファンになってもらう方法です。ファンになってもらうことで、将来的に顧客化する方法になります。

ファンになってもらうことは非常に重要です。
下記の調査によると、6割以上のユーザーがTwitter情報をきっかけに購入、来店の経験があるとの結果が出ていますので、SNSの情報やクチコミは、人々の購買行動に大きな影響を与えていると考えられます。

Twitterユーザーの6割以上がTwitter上の情報をきっかけに購買・来店を経験、「一般ユーザーのUGC」が強い動因に

ユーザーのファン化

Twitterはユーザーとの情報の接触回数を増やしやすく、継続的な接点を持つことが可能です。
リツイートやいいね、リプライなどのコミュニケーションを通じて、ユーザーをファン化する関係構築が可能になります。ファンになったユーザーは、継続的に購入してくれる傾向にあるため、優良顧客の増加にも有効です。

企業アカウントのTwitter運用成功事例

企業アカウントの成功事例として、数社紹介します。

SHARP シャープ株式会社

シャープのアカウントはTwitterマーケティングの成功事例として知られており、ここを参考としている企業アカウントが多くあります。

投稿内容はユーザーが興味を示しそうなテーマやカテゴリが中心です。リツイートを積極的に行っていて、他のユーザーとの関係性を築いています。また、ユーザーのフックになりそうな何気ない呟きも発信していて、運用担当者のセンスを感じます。

セコム

セコムのアカウントは日々の生活に役立つ豆知識やノウハウを投稿しています。
リツートなどによるユーザーとの関係構築は行っていませんが、防犯、安全を中心とした情報を発信することでユーザーの興味、関心を引き寄せています。

Twitterマーケティング 活用方法

Twitterをマーケティングに活用するためには何をすればよいのか。
一般的には、下記3点が重要であると言われています。

①事前に運用計画を立てる

SNSはやみくも投稿していてもなかなか成果は得られません。そのため、SNSを効果的にマーケティングに活用するためには、運用計画をきちんと立てる必要があります。その際に重要になるのが運用指標です。運用指標にはKPI、KGIが使われることが多く、具体的な内容で設定することが重要です。

<運用指標>
KGI:運用の最終的な目的 
「売上を〇〇%増加させる」「認知度を上げファンを増やす」など

KPI:最終目標に至るまでに達成すべき中間目標数値
「フォロワー数」「いいね数」など

最終的にはKGIの達成が必要になりますが、スモールステップであるKPIの達成を目指していくことが、成果につながるSNS運用と言えます。

②随時分析・改善を行う

Twitter投稿の下部にある「ツイートアクティビティを表示」から、各投稿のエンゲージメント(投稿に寄せられた反応のこと)数などを確認することができます。これを使用することで、どのような投稿がユーザーに求められているのか把握することができますので、今後の発信内容の改善などに役立てることができます。

③積極的なユーザーとの関わり

既にメリットの箇所でも述べましたが、ユーザーと接触する機会が多いため、ファン化させることも可能です。ファンは一度だけでなく継続的に購買してくれる優良顧客へと成長する場合があります。

最後に・・・

ここまで読んでいただいてありがとうございます。
SNSアカウントを使用したマーケティングは直ぐに成果を出すのは難しいといわれています。
そのため、一つ一つコツコツ運用していく必要があります。

ときには単調で、ときにはルーティンワークのためやりがいを感じない時もあるかもしれません。しかしながら、認知度の拡大やユーザーのファン化は長期的にはビジネス成果に繋がってくる可能性がありますので、根気よく発信を続けていくことが大切であると考えます。

このnoteではWeb界隈に関することを取り上げていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。


















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