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どんな方向へ向かいましょうか・・・2023

新年明けましておめでとうございます。2023年の初仕事?はこのブログ書きからのスタートです。

お正月と言っても特に何かするわけでもなくいつも通りの感じです。
お正月特番などテレビを見ながらゆる~く過ごしていました。
初日の出も根性がなく、外出するのも面倒だなと思って、テレビで中継されている富士山からの初日の出を拝んでいました。(笑)

そんなテキトーな私ですが、2021年末から少しずつ変化したこともありました。
今さらという感じですが、スモール目標を書いてみることをしました。目標とか日記とか何か継続して続けるのは得意でないのですが、ここ数年の苦しい状況の中ではやれることしかできないので、自分のやりたいことを言語化しつつ、その時々で小さな目標を立てることを一年間続けてきました。これは仲間がそういう場を作ってくれたおかげです。一人では難しかったと思っています。

その中で特に後半はまっていたのは、手書きでノートに気持ちを書くことでした。これまでノートは「予定」を書くことしかしていませんでした。だから、手帳が一年続いたことがありませんでした。
最近流行っていたこともあり、予定だけではなくその時の気持ちとか、良くも悪くも表現してきました。日記は続かないタイプなのですが、ただ書くだけではなく、ノートを少しデコレーションしてみて眺めてみると、意外と冷静に振返ることができました。

できないことはできないのですが、やってみて少しだけ成功?したことを振返ることができて、それはこれからの進み方にも重要な考え方だったり、気持ちの持ちようだったりします。

少しですが、2022年は進んだような気がしました。

目標とか方向って大事だと思った一年

2022年に新しいクライアントさんと何件か関わらせていただきました。その中でよく出てきたのは、
・人を育成したいがどうしたらいいかわからない
・どこから手をつけたらいいかわからない
・積極的に仕事に関わろうという社員がいない
などなど・・・

お気持ちとしてはわかるのですが、その時必ずお聞きしました。
「例えば○年後には御社のビジネスはどうなっていますか?みなさんどんなふうに仕事をしていますか?そこへ向かうために社員さんにどんな能力をつけてほしいですか?」

こういう聞き方をすると大体答えられないケースがほとんどでした。多分、目指す方向はないわけではないと思うのですが、わかったつもりだったり、意識して言葉にしていないのだと思います。

中には経営が厳しくて給料が上げられないから、みんな言われたことしかしないのだろう。どうしたら良いかみたいな相談も多かったです。
確かに給料の問題はゼロではないですが、その前に必要なのは社員さんに
どっちの方向を向いてほしいのか」です。そして「こんな能力を身につけてほしい」が必要になります。

人材育成の話になるとどうしても「研修」が頭に浮かぶのはわかるのですが、オセロのように「クロ」が一斉に「シロ」に変わることはありません。
何が必要かわかった上で、研修等で気づいてから学んだことを
やってみる」というステップが必ず必要です。
その後で「やってみて気づいたことは?」「次はそれをどう活かす?」の
ステップができて、初めて人は成長します。

ちょっと話が進みすぎましたが、人材育成の相談がある時は大体、目の前の社員さんになんとなく物足りなさを感じて、なんとか育成したいとか自分で考えて動かないのはおかしいみたいなことが出てくるのだろうと思いました。

この一年を通して、私は個人で仕事をしていますから「手帳」という手段でしたが、言語化できていなかった方向性とか、あり方とか冷静に振返ることができたのかなと思います。

会社で考えると社員一人一人は全く違う人の集まりですから、
まずはそういう人たちに
あっちを向いて進むぞ!」というのは大事なのだと思います。
バラバラな方向を向いていたら、育成はいくらやっても足りないですから。


年末にとあるリーダーさんのコーチングをしたのですが
「今年は課長がこの方向で行くぞ!と宣言してくれたので気持ち的に楽でした」と言っていたのが印象的でした。
どちらを見るのか決まればそこに向かっていくために何をするかは、みなさん考えていると思います。

正解のない「人」の課題に今年は更に貢献していきたいです。

今年もみなさんにとって良い一年でありますように。
よろしくお願いします。


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