好きになりたかったら、1回でも多く触れ続けるべし。
直感で興味を持ったことに対して、意図的にもっと好きになる方法はどのようにすればいいと思いますか?
僕は昔からアフリカや開発の分野に夢をみていたわけでもなく、会社員も国内事業しかやっていない企業だったのにも関わらず、ちょっとアフリカに興味を持って、すぐに退職をし、現在はアフリカ歴6年目、経営者として3年の月日が経っています。
そんな変な経歴だからか、「なんで内藤さんはアフリカに行く決断ができたと思いますか?」という質問をいただくことがあります。どうやら自分と同じような流れでアフリカに興味を持っても、いざ動きたくなるほどのモチベーションになることは稀なようです。
じゃあなぜ僕は、そんな決断ができたのか分析してみると、ある法則を偶然つかっていたことが分かりました。
それは、「単純接触効果」です。
文字の羅列で説明するよりも、実験内容でお伝えしたほうが分かりやすいかと思いますので、ご紹介いたします。
被験者には、今まで会ったことのない3人の顔写真を、ランダムに繰り返し見せていきます。ここでは鈴木さん、佐藤さん、田中さんの写真を採用。
その後、それぞれの人物の好感度をアンケートしました。
しかし3人の人物を見せる回数は、鈴木さん5回、佐藤さん10回、田中さん3回のようにバラバラに見せていきます。
するとほとんどの被験者は、最初に佐藤さん、次に鈴木さん、最後に田中さんの順に好印象を持ちました。
つまり、見た回数が多かった順番に好印象を持ったのです。
これを「単純接触効果」といいます。
そしてこれは人じゃなくても効果があります。
テレビCMや電車のつり革広告などはまさにそうで、なんども同じ商品を見ていると、気がついたら無意識にそれを手に取ってしまっているというほどに、単純接触効果の効き目は抜群なのです。
ぼくはアフリカに興味を持ったその日から、朝トイレに入っているとき、会社の通勤中、ご飯を食べながら、就寝前など、なんどもアフリカの情報に触れ続けていました。自然と単純接触効果を実践して、どんどんアフリカのことを好きなっていたわけですね。
これを理解した上でつかえば、ちょっと興味を持ったレベルのことでも、自分が本気で好きになりたいのなら、とにかく毎日欠かさずに何回も触れることを続けてみるといいでしょう。するとどんどん気になって、実際に手に入れたり、動き出さなければ仕方がないくらいに、気持ちをステップアップさせることが出来ます。
「なかなか熱中できるものが見つからない」という方は、是非この単純接触効果をつかって、興味が湧いたものを意識的に好きにさせる努力をしてみてはいかがでしょうか。
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