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メニエール病になりました。

どうも、日本の季節の変わり方についていけないアフリカ系男子のナイケルです。


この内容は、公表すべきかどうか悩んだのですが、伝えることにしました。


タイトルにある通り、僕は「メニエール病」と診断されました。

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治療薬の量が半端じゃないです。


メニエール病を知らない方も多いと思いますので、わかりやすい画像を引用いたします。

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これがざっくりした症状です。

治療法については、

メニエール病を発症する原因は未だにはっきりしていないため、現在の時点では根本的な治療法は確立されていません。

症状に合わせた薬物による対症療法と、生活習慣の改善が主な治療法となります。

ということで、明確な治療法はないそうです。


メニエール病も軽度から重度まであるようで、僕は比較的軽度になります。


これまでにどんな症状だったかをまとめてみました。



2年前に軽いめまいが出てきた


ベナンに住んでるときに、朝起きた瞬間めまいを感じました。

めまい自体これまでの人生で経験したことがなかったのですが、目の焦点が定まらない感じで、少し激しく動くと、だるい感じも出てくるようになりました。

しかし、そのときはすぐに治り、翌日以降はなんともなかったです。


数ヶ月後にめまいが再発


忘れていた頃、同じようなめまいが昼寝した直後に出てきました。

その日もそのまますぐに治ったんですが、次は翌日もまた同じようなめまいが出るようになりました。

前は気のせいかもと思いましたが、この時点で「あれ?もしかしたら身体がおかしいかもしれない」と思うようになりました。


数ヶ月後、さらに悪化し倒れる


そこから治ったり復活したりを繰り返し、そのときは仕事もかなりハードにやっていたので、疲れもあったのか、シャワー中に倒れてしまい気づいたら3時間くらいぶっ倒れていました。倒れるポイントが違ったら死んでいたかもしれません。


「あーこれは一度検査しなきゃだなー」って事で、数ヶ月後に日本に帰国することにしました。


去年の一時帰国では何もわからなかった


そして、去年の5月頃に帰国し、いくつか病院を回ったのですが、原因はわからず。

昔から鼻が悪かったので、もしかしたら鼻炎からくるものかもしれないってことで鼻の薬を処方してもらい、ベナンに帰りました。


いったん治ったかと思いきや再発


そしてベナンに戻って薬を飲み続けていると、症状がまったく出なくなりました。

「やった!治ったぞ!」と思って喜んでいたのですが、おそらく周期的に治ってただけでした。


そして、半年後くらいに再発。

今度は数日ベッドから動けないくらい辛いときもありました。その頃にはベナンの現地スタッフにも異変を気づかれて、「あなたぜったい何かおかしい。病院で検査した方がいいよ。」と言われてしまう始末。

経営者として、健康で仕事に支障を出すほど管理が甘いことはありません。

このあたりから満足した仕事のパフォーマンスが出せず、精神的にも少し苦しくなってきた時期でした。


今回の帰国でメニエール病発覚


昨年の発症の時点で、いろいろ調べるに「メニエール病じゃないかなぁ」なんて思っていましたが、ベナンで調べても「うーん、可能性はあるけどわからん」と言われてしまい、確定はできませんでした。


そして今回日本に戻り、徹底的に身体を検査しましたら、メニエール病と診断をされました。



支えてくれた仲間たちに感謝


メニエール病が発覚するまで、一部の仕事仲間と仲の良い友達、恋人には体調不良のことを共有していました。

「とにかく体調最優先で治そう」

と、全員が言ってくれて、その言葉に甘えながらも、仕事大好き人間はなかなか本格的に検査をしなかったことに、彼らには感謝もありつつ心配をかけさせて申し訳ない気持ちにもなりました。



メニエール病を公表し、夢も実現する


なんども言うように、前提として、メニエール病は完治はしないとはいえ重度にならない限り、命に関わるものではありません。

そして、僕は軽度なほうで、僕よりもはるかに重い症状がでている方々からすると、「そんなんで辛いとかいってるんじゃない!」と言われるかもしれません。

僕は中学の頃に「てんかん」を患っており、今はほぼ完治しているのですが、治療に7〜8年かかったのと、最初の方は記憶障害に悩まされたりなどをした経験があります。

今回は久しぶりに、完治が難しい病との戦いということで、治ってから「実はメニエール病でした」ということも言えましたが、同じような状況の方へ少しでも勇気を与えられるように、僕もこれからがんばっていくので、一緒にがんばりましょう!という意義を込めて、公表することにしました。



無理をしない覚悟と、元気なときは思いっきりやる切り替えを


ちなみに台風がきている今のように、低気圧になるとめまいが発動することがわかりました。

昨日は夕方までずっとグワングワンしてましたし、今日もさっきまでめまいでディスプレイを見るのが辛かったです。

昔はそういうときでもレッドブルを注入して無理やりがんばっていましたが、今は回復するまでまずは寝て、回復したら一気に集中してタスクをこなすようにしています。

また、なるべく仕事は自分で全てやりたい衝動を抑え、一緒に働いてくれるメンバーにかなりの仕事量をお願いしています。



とくに今は、NPOのメンバーの皆さんに甘えまくりで、今は僕がほぼ関わっていない状況でさらにコロナの影響もありながら、多くのプロジェクトが動きまくってくれています。本当にありがとう。


あとは昨年末頃にできた恋人の存在も大きいです。

僕よりも人生経験が豊富で、本当は頼られる側にならないといけないのに色々と頼りっぱなしになっています。本当にありがとう。


僕が拠点にしているアフリカを含め、世界をみると、病気だけでなく生活や働くことすらままならない人たちも沢山いますし、僕よりもハードな状況でもガンガン夢に挑戦し叶えている人たちもいます。

もっといえば、人間はいずれ身体は衰えていく生き物です。全員が身体の何かしらの不調と付き合いながら生きる時期がくるので、僕はそれを先取りさせてもらったと考え、より未来にワクワクしながら生きていきます。



最後に、めまいが出ているときは仕事も生活もかなりパフォーマンスが落ちるのですが、落ち着いているときのほうが今は全然多く、そのときならバンバン人ともお会いしたいし仕事もやっていきたいと思っていますので、会合や仕事の依頼もとりあえずしてみてください!


連絡は以下からお願いします↓

https://twitter.com/Naikel0311
ayinaito@ayina.org





人生賭けてアフリカで活動中ですが、ご飯を食べないと死んでしまいますので、いただいたサポートは僕の燃料として大切に使わせていただきます。