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ゼロな場所にはロマンとカオスがある

どうも、アフリカ系男子のナイケルです。


定期ご購読いただいてる皆さま、いつもありがとうございます。


実は今このnoteの収益が僕の唯一の収入源となっておりまして、本当に皆さまのおかげで僕はベナンでご飯が食べられているのです。

こんなことがありましたから、もう前に進んではいるのですが、お金の神様は僕のことを好きじゃないのかな、とすら思ってしまいます(笑)


最近は事業のぶっちゃけトークばかり話してましたから、今日は少しだけコラムみたいなことを書こうと思います。



ゼロな場所にはロマンとカオスがある



この見出しを読んでピンときた方。



もう僕がこのコラムで伝えられることはございません(笑)



閉じていただいてもいいですが、せっかくなら再確認といった感じで読んでいただければと思います。



トラブルが無い日なんてほぼ無い


僕は今、西アフリカのベナンという国でドローン事業をやっています。


慣れ親しんだ日本とは違い、文化も言語も違う国でただ生活するだけでも、毎日驚きやトラブルの連続です。


洗濯機が無いから1時間くらいかけて手洗いで洗濯したのに、翌朝大雨が降ってきてまた洗い直しとか、間に合わせ場所にバイクタクシーで1時間くらいかけて行ったのに、2時間待ってもこなくて電話したら「あ、忘れてた。また明日でもいい?」と言われて白目むいたり。


コントのような人生になる


そんな状態で日本ですらまだ新しい産業のドローンなんてやると、もうコントのようなことが起こります。


参入したときはドローンを飛ばすための法律自体がありませんでしたから、調べてみると、航空局のドローンをほとんど知らない人たちがなんとなく法律を決めようとしていたのです。


うちにはドローンの専門家がいたので、なんとかベナンのためになる法律案を通してもらおうと、航空局に交渉しますが、そりゃあ見ず知らずの外国人の言うことなんて耳を傾けてくれません。


毎週通い続けて数ヶ月。たまたま通ったお偉いさんっぽい人に立ち営業をしたら「おお!ちょうど今ドローンの専門家の意見が欲しかった!」と言ってくれ、法律を決める会議に参加させてもらい、なんと業務提携をする契約まで結んでしまったのです。

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25歳まではごく普通の会社員で、そこからアフリカに挑戦し、現在はアフリカ歴6年目、西アフリカを中心に会社とNPOを3年経営している内藤獅友…