内観セッション
内観研究所の三本柱は「話す・学ぶ・聴く」です。
今回は「話す」についてのお知らせです。
私たちは自分の気持ちに目を向ける習慣ができたら、話すことをお勧めしています。理由は忙しい人が多いから。
私たち自身も仕事、育児、家事だけで手一杯の中、「やりたいこと」にチャレンジするうちに話すことの大切さに気付きました。
忙しいと、自分の気持ちが置き去りにしがちです。
(今、悲しかった気がするけど、またあとで)
(今、モヤモヤした気がするけど、またあとで)
子育てしながら仕事をすると犠牲になるのは自分の生理的欲求です。トイレ、食事、お風呂、、全てを削ってするのが子育てです。
そこに仕事まで加わっている現代の女性は、いつもいらだち、疲れて睡眠不足のまま更に憐れまれないようにと、体裁を整えることも必要だと感じている。
そうすると「手間をかけずにできること」を探し出す。食事の支度、掃除、服を選ぶこと、本来たのしむものだったはずが。。
今書いたことは、子供が小さいときだけでしょって思う人もいるかもしれない。
でも私が知る限り、自分の欲求を犠牲にして手間を惜しむ癖が一度つくと、なかなか抜けません。子供が大きくなれば、勝手に自立していくものでもありません。
子供に手間をかけようと思えば、際限がない。
それを止めるのは「仕事」という大義名分。
すると自ら望んで「仕事か子供か」の一日を過ごし、気が付けば「自分」はどこかに消えている。
気付くのは身体が悲鳴をあげたときかもしれません。
そうなる前に自分の中に落とし込んでください。
「望む暮らしは待ってても手に入らない」
「望む働き方は我慢するだけじゃ手に入らない」
ということを。
働いていない主婦の人にも欲求を押し殺し我慢しがちな癖は当てはまります。
仕事してないんだから、と更に自分を追い込む人がいるからです。
「自分の欲求を叶えられない理由」一位は、時間がないからです。
では時間がない理由はなんでしょう?
時間は行動に紐づいていて、行動は思考とセットです。
良い人でいなければという呪縛
悪く思われたくないという強迫観念
組織や団体から爪弾きにあってしまうかも
という気持ちがあると頼まれたら断れず、家族のサポート部下のサポートを抱え込みがちかも。
好きなことを削って、やりたい事を削って、手間を惜しみ、時短効率化に励んで生まれた時間を何に使っていますか?
時間がいくらあっても足りない人の特徴に完璧主義や非難を恐れすぎていいて、万全な状態を目指し続けているというものがあります。
「一応、念のため、確認しよう」
「非難されないように、やっておこう。」
が口癖になってませんか?
「ま、いっか」って言えますか?
「時間が足りない」の理由は、なんなのか
「やりたいことができない」のは、なぜなのか
実は仕事も生活も変えなくても、考え方を見直せばいいだけなのかもしれません。
内観の方法に、瞑想やノートに書くこともありますが、
私たちがあえて勧めたいのは「話すこと」
話すといっても、慰めを目的に愚痴るんじゃなくて。
(それなら同じ状況にある人と、やっている人もいるのでは?愚痴のいいあいは、実は疲れを倍増させる)
フラットな相手と話す習慣があると心が安定します。
言葉にならない気持ちや、話しても結論がすぐに出せないモヤモヤを、わたしたちは受け止めます。
転職を考えたらキャリアコンサルタントや、人材紹介会社とコンタクトをとるでしょう。そしたら聞かれるでしょう。お給料や条件について。
その手前に、内観セッションを使って欲しいんです。
したい暮らしは、どんな暮らしなのだろう。
どんな人生を歩みたいのだろう。
自分は、どう在りたいんだろうか。
壮大に感じるかもしれないけど、せっかくの人生だから。
今まで内観セッションで聞いた言葉の数々です。
「仕事が終わって帰ったら何もする気力がない」
「本当は違う場所で暮らしたい」
「わたしなんかが出来る仕事が他にあるのか不安だ」
「周りと比べても仕方ないと分かっているけど気にしてしまう」
「やりたいことがない」
子育て・介護・仕事・家事・・多くの人が「両立」に悩んでいます。
両立という、とっても難しいことに取り組んでいるのに上手くやれてる人が目について、こんな言葉が心に浮かんでいませんか?
「なんで、もっと要領よくできないの?」
「この年になって今更?」
「お母さんなのに?」
自分を責めることばかり浮かぶのは疲れてる証拠。
疲れがとれない理由はうまく自分の気持ちが表現できないことかもしれません。
理解されない孤独感や理解を求めることに対する罪悪感を抱えているのに「期待しない」を合言葉に諦めてしまっていませんか。
一人で考えていると堂々巡りになるとき
いいアイデアが思いつかないとき
誰かに聞いて欲しいとき
いつでもお待ちしています
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主宰者紹介
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門野内絵理子(もんのうち えりこ)
気持ちと家の片付けコンサルタント
糸崎合同会社代表
リクルートエージェントを退職後、2013年に専業主婦から片付けの資格を取得しフリーランスへ。
片付けサポートを続けるなかで「モノだけ整理しても満足しない方がいる」「思い込みが邪魔していると片付けが進まなくなる」と実感。
片付けの代行ではなく対話から根本的な解決案を提供。空間から思考を読み解くのが得意。モノを介して思考と気持ちを整えるサポートを提供しています。
広島出身→大阪府吹田市在住、中2・小2・夫
著書「引越しで私と暮らしを整える」
好きな言葉「悠」
格言「行動なくして成果なし」
個人ブログ
インスタグラム
林モニカ
パーソナルファッションサービス/
外見戦略コンサルタント
ユアミロワール合同会社代表
ペルーで生まれ、12歳まで海外暮らし→奈良→長野→愛知→石川→奈良
2004年、24歳で結婚後、長野県に引っ越した際に、このままでは「林さんの奥さん」と呼ばれる人生、それは嫌だと、自分らしく働ける場を作るためメイクアップ、フェイシャルエステの資格をとる。長女出産後、子育てと仕事の両立、自分らしさと母親として求められることに葛藤。
長男出産後、もっと自由に活動するため仕事の幅をファッションへと広げる。
2016年 ユアミロワール合同会社を設立
外側を磨くためには内側から自分を見つめることも大切、と内観研究所の活動をスタートする。
門野内絵理子は最初の内観と外見のクライアント。
好きな言葉「心」
格言「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」
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