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ナイジェリアの登校前の準備は試練!?

いかがでしたか?まずは動画をご覧いただけましたか?

解説しますヨ。
まず、最初に言っておきますヨ。こちらの動画はコメディアンによるもので多少ぉ〜の盛ってる感はあります、と言うことを。

彼らは2人とも大人です。子供役の方が背が低目なので私は初め本当に親子だと思って爆笑してました。これは息子達に見せなぁ〜と思いました。

息子達が外出中だったのでWhatsAppメッセージで速攻!送りました。この絵文字と共に↓

🤣🤣🤣見てぇ〜!!

と。見せたところ、同じく爆笑で返信してくるものと思っていたら、なんと2人それぞれから同じ反応。真面目な感じで、サラッと
「そうなんだよ」
以上、終わり!みたいな。え?笑いじゃなく?あれ、あれ?もしや、子供の頃に相当ゴシゴシやられてイヤな思い出だったりして??

息子達が帰ってきてから聞いてみたところ、
「ホントにあの通りでさ。どんだけ!!ってぐらいゴッシゴシ擦るんだよ。サイアクなんだよ!擦りすぎなんだよ!o(*`ω´*)oプンスカ」

あぁ、やっぱり😂

いつの間にかナイジェリアの子供達の
“タライでおフロ😌🪣🧼”
というシーンが私の目には当たり前になりすぎていた事に氣付く🤣
そういえば他の小さい子たちのは見かけても実際に我が子がその試練⁉️拷問⁉️登校前の下準備⁉️を受けてるとこは見たことなかった。

最初に5才、8才で移住した当初、会いに行ったけど今、改めて考えてもメンタル完全崩壊中で夢遊病者みたいだったっけ。自分の面倒も見れず、

“Ghost母👻”

になっていた私の変わりにnaija familyで子供達の日常の全ての面倒をみてくれていたっけ。

有難いことこの上ない🙏🏼アリガトー

そういえば最後の完成図の制服姿で顔面真っっっ白❗️ついでに制服からスクールバックからアチコチパウダーだらけ❗️❗️ってのは見た。朝、見たのは記憶にある。モウロウとしたなかでも最初に見たときは、『プッ😁💨💨オイオイ…真っ白やんけぇ~つけすぎじゃね⁉️どうなっとんの、この国❓❓🇳🇬黒人が白人と化しとるわ…😂』
と、ディスりの走りがここに❗️
もちろん、当時はまだ心の中でのひとり言に過ぎなかったけど。

この動画のコメント欄なんとなく読んでみたら
“うちの親にtransparent になるまでこすられた❗️❗️”
って言う人がいてチョ~ウケた🤣スバラシイ表現力❗️
「transparent」とは“透明”とか“向こう側が透けて見える状態”などの意味がある単語だそうですが…そうなるぐらい擦るんだよーってことよね。

息子達も「全くその通り❗ビデェ~んだよ!擦りすぎなんだよ❗」と悲痛な⁉️叫び。時空を越えて今、癒されに出てきた幼い頃の心の傷?かな?かな、かな、かな?ハッハッハ❗イヤイヤ幼き頃のアフリカ移住、イロイロおありのようで…🙄タニンノフリ、タニンノフリ…

それは今回はさておき…
で、母はヤバい❗️と察知。「あんなとこ(アフリカ)に置いてきぼりにされてヨ~😡」なんて展開にならぬように回避すべく話を強引なほどに笑かす方向へ持っていく。

🏃‍♂️逃げるが勝ち💫…って言うじゃない?

🏃‍♂️逃げるは恥だが役に立つ💫…とも言うじゃない?アブナイ、アブナイ…。

『あぁ、そうかぁ~やっぱり!じゃ、まんざら大袈裟でもないんだ❗でも、この動画のお母さんのほうは男だよね?』
こう言っちゃなんですがアフリカ人てのは男か女かわかりずらい時がありまして…🤫
「まあね。でもあれはコメディアンだから。二人とも大人の男がやってるんだよ」
『え?ふたりとも?』
改めてよくよく見たけど演技力なのか、単に背丈のせいなのか、子供にしか見えない。てか…桶が小さすぎじゃね?😂って思ったけど、

“サイズ合わなくね?”問題

はナイジェリアあるあるだから無意識についたスキルによって私ったらスルーしちゃってたけど、そうか大人だから余計なわけね。でも明らかボケだね。

そうそう、解説に戻りますが…
まず、終始、息子(役)が無表情😑なのが氣になるかもですが、あんなもんです😂ナイジェリアンキッズとしては良くある光景なんですヨ。日本以上の年功序列制のナイジェリア。故に、国中で立場上、

『怒りをあわらにできないシチュエーション😢⤵️』

というのが日常茶飯事なわけです。それは家族間でも同じ。いや、家族間こそ重要。子供の立場としては中々な日々になるわけですよ。だから我が家の次男も家族中で一番下だったから、ふて腐れる場面多し、の子供時代でした。

息子達は実のところ特別扱いもありましたが…。そこら辺はまた機会があれば別の記事でまとめてみたいと思いますので今回は割愛しますけども。

要は家の用事やお手伝いを親のみならず沢山いる😂上の兄弟達からいとこ達から押し付けまくられるわけです。ありゃ~辛いナ。なんたって子が親にたてつくなんぞあり得ません。だからこその顔であります。もはやイヤイヤでも言いなりになるしかない。

だから、どれだけ擦られようと、我が身が透明人間になろうとも、
「痛ぇ~な~💥」とか
「やめろよぉ~😡⚡」
など口答えは自殺行為。良いんですよ、しても。でも、そのあとムチ飛んできますよ😂ベルトだったり、木の小枝だったり🌳と、ペシペシお仕置きの鉄拳が飛んできますから。どっちを選ぶか…問題になってくる、と。

明らか嬉しくはないでしょう。朝っぱらからゴシゴシ擦られちゃ~ぁね~。目も覚めるだろうし親にしたら一石二鳥かも⁉️子供達はたまったもんじゃないでしょーが。だからと言って年上に対して、もちろん親に対してなんて『NO』は存在しませんから、あぁいう顔になっちゃうね。

私調べですが、ちなみに日本でもナイジェリアでも子供に限らず大抵彼らは“無表情”なんです。国民性とも言えます。

途中、お母さんが腰巻きや頭の巻物❗️❓を直すとこなんかもあるある。
息子の着替えの段階に入って、終始、無表情でひたすら言いなりの息子。お母さんの好き放題にパウダーをぶっかけられ、ベルトを締められる。

そして準備万端でいざ登校、と言う時に手に持っているのはお弁当。お弁当を渡され強制バイバイにも応え、油断して顔やベルトの“やり過ぎ”をちょっと直したら…

ニコニコ😊満足げにいってらっしゃいと手を振った母は見逃さない!
ちょっと、ちょっと🫳🏽コレコレ…と呼び戻される。そして更なる顔面パウダーとベルトの締め上げを受ける羽目に。それじゃダメよ、もっとパウダー!ベルトはこう!!と。勝手に直すんじゃないぞ、いいね😠わかったら…

はい、行きなさい。

そのまま行くんだよ❗️と背後からの視線で圧をかけられ、息子はもう、なす術もなく観念。そのまま無表情で学校へ❗️

親子の朝のルーティンワークがよく現れててホント爆笑しました。
学校行った後の光景が眼に浮かぶようです。

クラス:なんだよ、お前ぇ〜顔白過ぎだろー🤣
息子:うるせぇ!母ちゃんがぶっかけてくんだから、しょーがねんだよ!
クラス:あ〜…

クラス中、即納得。共感の嵐に包まれる…って感じかな。

大体、どこの家でも同じようなもんですから。でも、そこだけ見たら擦られ過ぎで強引にベルト締められて、なんかヒドイ、とかなりそうですけど、私からしたら羨ましい面もあります。

親から基本、放置状態で孤独に育った私からしたら、あんなに一生懸命に朝から🛀🧼おフロ入れてくれて着替えもしてくれて…なんて、なんか羨ましい、とすら感じますけどね。コメント欄なんか見てると当時は拷問だと思ってたけど大人になった今思えば親からの愛だった、って気づく人もいたりで、なんかホロリ🥹ときますよね。


次男↑大きくなっても真っ白❗️🤣

私の息子達はアトピー持ちで、長男は全身に渡ってかなり重症な方でしたけど、ナイジェリアに居た時はすっかり治ってツルッツル✨になりました。長男はヒドかったので軟膏もかなり使っていたけど義母が身体から薬を抜くために日本で使っていたものは一切使うのをやめたり、色々対処はしてくれましたが、その後のこのおフロも効果はあったのでは?と日本人の感覚で私は考えています。

なぜなら、次男は日本で0才の時からナイジェリア人にお風呂に入れてもらっていたせいか、ほとんどアトピーも出ていませんでした。次男がお風呂に入れてもらっているときに見ていて思ったのは
「日本は過保護すぎるのかも」
と言うこと。

日本だと病院で「沐浴」の仕方を教えてもらう時に洗うときは優しく優しく、と学びますよね。でも、ナイジェリアは違う。赤ちゃんの場合、洗う人の🦵🦵両足の上に乗せられてバシャバシャお湯をかけて文字通り『洗い』ます。その時は日本だったのでガーゼのタオルを使っていましたが、とにかくゴシゴシ、洗うんです。

日本の病院だと新生児の皮膚が剥がれてきたりしたら、そのままにしておけばそのうち剥がれるからムリにむかないように、とかベロが白くなってるのもそのうちなくなるからムリに洗わなくて良い、と私は言われましたが、ナイジェリア人は真逆❗️です。

『こう言うのは古い皮膚だからとっちゃった方がいい。ベロもよく洗ってあげて』

と、ガーゼのハンカチを指に巻き付けゴシゴシ擦って洗います。白いのが取れてキレイなベロになります。おへそも、ナイジェリア人はあったかいお湯をハンカチに含めて何度も押します。軽くマッサージするように…。

初め次男もびっくりしたのかギャン泣きでしたがそのうちおとなしくなって気持ちよさそうにしてました。あれだけ、愛を持って洗ってもらえたらその周波数で心地良くなるでしょうね。

洗い方は激しいので😅日本人にとってはかなり衝撃的ですが、それでも一生懸命キレイにな〜れ、キレイにな〜れと気持ちを込めているかのように洗っているナイジェリア人の気持ちが伝わり見てるだけの私も何だか嬉しい気持ちになるほど。

長男と、次男の育ち方の違いを思い返しても新生児の時のおフロの違いぐらいなので、その洗い方の違いだけでもアトピーの症状の違いになったのでは?と思ったりします。長男は私が沐浴でお湯につけたまま洗って、終わったら出して拭いて終わり、というやり方。

日本人にとってはオーソドックス過ぎて、その当時はそれが当たり前で疑問にも思わなかったですが、次男のおフロを見ている時に、よくよく考えてみれば沐浴ってあんまりキレイじゃないかも?と思ったんですよね。

そういえば旦那が横で見てて「汚い、汚い」と怪訝な顔して言っていたのを思い出しました。私からしたらそれしか知らないから当たり前。私に嫌がらせでまた日本をバカにするようなことワザと言ってるんだろうか?ぐらいにしかその時は思っていませんでしたヨ。

次男の時はゴシゴシ洗う、バシャバシャ流す、を繰り返してたので、汚れはどんどん落とされ、流されていくイメージ。キレイになっていく感覚ありますよね〜。どーりで、あのオッサンがあんなこと言うわけだ〜とその時、初めてわかりました😂

旦那も自分の国に自信のないところがある人だし私とも関係性が当時から良かったわけでもなかったしで、我が子のおフロでナイジェリア人に来てもらう、という発想が長男の時はなかったみたいですが、あまりにも私の育児のしょぼさ❗️❓😂に見かねたのか次男の時はナゼかそういう展開になりました。

私もアフリカのことなんて最初はわからないので不安や恐怖心みたいのもあったりはしましたけど、なにせ子育てがあまりに、できなかったのでワラをも…的な感じでやってもらったぐらいでしたが、開けてびっくり玉手箱でしたね〜。

😳😨😱🫣😰🫢と、こんな感じで色々な感情で次男のおフロ時間をいつも見つめていました😅

それでも誰かにおフロを手伝ってもらえること、ナイジェリア人の洗い方が気に入ったこと、そのオフロの後、次男が半日以上、もしくは起こすまでずっと寝てくれたこと、などもあっていつも何かにつけて旦那にケチをつけていた私でしたが、そればかりは感謝、感謝でした。もちろん、当時は明かしませんでしたがね😏フフ

ナイジェリア人のやり方って愛と拷問みたいな極端さがあるようで優しいの?強引なの?みたいに思うことも多々あるんですけどね。そういうの考えても、やっぱり昔の奴隷制度の時の名残なのかなぁ〜なんて思うこともあります。日本人の感覚で見てるとヒェ〜っと思うこともイロイロありますから。

新生児に関しては“ゴシゴシおフロ”のみならず“恐怖のマッサージ”もナイジェリアンバスタイムには必ずついてきます。ナイジェリア人は産まれたばかりの赤ちゃんが縮こまっているのを直すため❗️❓に腕や足をクイクイクイっと何度も引っ張ります。引っ張るだけにとどまらず肘と膝を反対側に折り曲げます❗️と言っても、日本人にはイメージがつきずらいでしょうが…😅

両足に乗せてる赤ちゃんの腕と足をクイクイクイと何度も引っ張ったのち、赤ちゃんの体を今度は裏っ返しにして肘と膝をプロレス技みたいに反対側にクイクイと曲げてお腹から出てきた時の縮まった状態をほぐしていく、といった感じです。

流石に日本なので次男の時はやらなかったですが、ナイジェリアでは最後の締めとして赤ちゃんを空中に何度も投げるらしいです。彼ら曰く、ですが、恐怖心が和らぐ?慣れる?とかなんとか…。新生児って寝てる時、ピクッ!ピクピクッ!とする時あると思うのですが、あれがなくなるらしいです。

あくまでも、ナイジェリア人いわく…ですが…🙄

と言うことで、今回はナイジェリアの登校準備の話から流れで赤ちゃん時代のオフロの入れ方の違いになってしまいましたが、みなさんいかがでしたでしょうか?

教訓として日本みたいに過保護すぎるのもどうだろう?と言うことをナイジェリア人との子育ての違いを見るたびに思うようになりました。でも、ナイジェリアは拷問すぎじゃね?😂と思うことも多々ありで、足して2で割ったら丁度よさそうだなぁ〜といつも感じています。

Thank you for reading.
have a nice day❗️
Peace🌈🥰



最後までお読み頂きありがとうございます。あなたの今日が良い日でありますように。Peace🌈