私がオープンな母さんになったワケ

アラフォーでオープンな関係に挑戦してみている母さんですが、

そもそもはモノガミーな家庭に育ちモノガミーに何の疑問も抱かず生きて来たので、
今モノガミーじゃなくオープンな関係に挑戦しようとしている自分に
未だに迷いがあったりします。

一人の人と死ぬまでラブラブ、でいたい、
そう思ってモノガミーな結婚をしました。

結婚相手とはまあ色々あったけれど
結局はその「ラブラブで」な部分がズレていて
男女としての夫婦関係が成立せず、

自分の求めるものに嘘はつけなくて、

離婚しました。

けれどやはり子供は共同養育したくて
そこを優先したら新しいパートナーとは、
うまくいきませんでした。

子供に私が必要なうちは、子供を一番優先したい。 

それは絶対自分の中で変わらないので
その期間が終わるまでは
きっと誰とも、 
モノガミーな関係を築くのは難しいのだと学びました。

それならば、元夫と復縁するのが良いのではという話にもなりましたが、
彼との関係は、私の求めるモノガミーな関係とはやっぱり違うのです。

ならばそのズレている部分、

男女としての関係の部分を
アウトソーシングしてうまくいくかやってみよう、ということで
オープンな関係をはじめてみました。

でも、
まだ
自分の身体はモノガミーでできているのに
それが今の私の人生に合わないからと
無理矢理切断して
違う身体をくっつけたような感じなのです。

まだ傷口からは血が吹き出ていて
元の半身を求めているのに
まだ合うか合わないか分からない
新しい身体で
痛みにのたうち
涙をボロボロ流しながら
前に進もうとしている

心の中はそんな状態なのです。

だからまだ迷っていて
まだ怖い。

割り切ってオープンを楽しめないかもしれない。
結局モノガミーを求めてしまって 
また真剣になってしまって傷つくかもしれない。
真剣にならないようにブレーキをかけなければいけない。
でもそんなの初めてで やり方もわからない。
それならこんな道に踏み出さなければいいのに でも
心も身体も含めて愛されたいという気持ちが
まだ残っている自分に嘘がつけない。

私はこの先、どうなるんだろう。

自然には子供が出来ないと分かって、
不妊治療に何度トライしても結果が出ていなかった頃
似たようなアイデンティティ・クライシスに陥った事がありました。

子供が出来るのが当然と信じて生きていた自分、

けれどそれが叶わない自分。

それでもいいじゃないか、と頭で分かっていても
心が追いつかない。

けれどきっと、あの時とやるべきことは同じ。

傷ついて
間違えて
それでも足掻いて足掻いて 前に進むしかない。

いつか何か答えが見つかるまで。

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