デートアプリでデートしてみた　8人目

オープンな関係に挑戦しているアラフォー母さんです。

アプリでマッチングした8人目の方とデートしてきました。

アラフォー、IT系、バツイチ。
やりすぎずトレンド感はきちんとありの私服オサレ系、星野源みたいな感じ。星野源といえば婚活女性の理想の「普通の男」らしいですねぇ。

ところでデートアプリってIT系多くないですか？
業界的にアプリ使う人が多いのか、たまたま私がそういう人とマッチしてるだけ？？

それはさておき、7、8人目当たりから私もアプリ慣れしてきていて、ちょっと今までと毛色が違う、とか面白そうな人という視点でスワイプするようになってきまして、
この方もいつも選ぶタイプとはあえて違う人に行ってみよー、何か興味深そうだしバツイチだし共通点！
という動機だった為プレッシャー低めでした。

星野源的なオス度低め恋愛温度低めチル度高めスマート感強めの男性、それはそれで素敵だとは思うけれど、私とは人種が違すぎて昔の私にはビビッと来にくかった。もっと色々分かりやすい泥臭い人が好みで、そしてどうやら三つ子の魂百までなのはアプリ活動で分かってきたけれど。
オープンな関係で真剣交際を求めなくて良いのならば、新しい味覚に挑戦してみなくてどうする。

彼とのメッセージのやり取りは礼儀正しく、どんなボールも鮮やかに返してくるコミュ力の高さを感じ、おお、全うなお人や！と感心。
しかしながらやり取りで盛り上がろうというニュアンスは感じられず、あ、兎にも角にも会ってから、ってことですね。
私も最近それが効率的と分かってきました、下心はゼロで色んな人と会いたいだけ派かな、と推測。

そしてこの方お店をお名前で予約して下さり、そういえばアプリデートの前に相手のプロフィールは当然ネット検索する、というのを「Just Like That」（SATCの続編）で観たので試しにググってみました（笑）

そしたら出てきました。

有名企業にお勤め歴あり、本の出版歴あり。
わーお、ハイスペ。
そんなハイスペな方とお食事するなんてどっと増す緊張感。。きっと単に食事相手が欲しいだけなんだろな。

そんなこんなでランチに行きました。
とっても美味しいイタリアン。
昼酒は嗜まないとのことだったので、わたくしもソフトドリンクのみ、ますます緊張します。
そしてやっぱりイメージ通り、とてもスマートな星野源。
ハイスペであることはおくびにも出さない所がオラオラ系とはやっぱり違いますね。
何か特定の関係と決めて探していなくて、色んな方に会ってみたいと思っているらしく。
会話も非常に文化的かつウィットに富むもので、色々面白い事にトライしていて、どんな事でも楽しもうとしている姿勢を見習いたいと思ったし、とても沢山の新しい考え方やインスピレーションを頂きました。
純粋に、私ももっと色んな事に挑戦して人として魅力的になりたいなぁ、と感じました。

星野源様は「執着を捨てる」という事を心がけているそうで、
私も自分を辛くするおこだわりを無くしていきたい、と常に思っているのですごく共感でき、
自分まだまだ沢山執着しているなぁ、と我が身を振り返りました。
モノガミーな価値観、
元パートナーの事、
家族のカタチ、夫婦のカタチ、
こうすべき、ああすべき、
手放して、もっと心地よく生きていきたい。

しかしロマンチックな雰囲気には一切なる気配なく、文化的会話の応酬が続きます。
星野源様も「普段僕人の話聞く派なんですけど、今日は聞き負けてます（笑）」と仰ってました。
聞き上手合戦て、どんなデート（笑）　

うーん、本当に素敵な方でとても為になったのですが、
やはり私は恋愛や肉体的な部分をアウトソーシングしたくてオープンな関係に挑戦しているので、
そこが最重視なのね、というのを再認識しました。

後日私がランチでおすすめした本の感想をメッセージして下さり、本当に良い方でした星野源。
「婚活女性が求める理想の普通の男性」よりはかなりハイスペだったけれど、普通に結婚するならまさに理想かもしれません。

そんなお方にとって、少なくとも面白い本を読めたことで私と会ったのが無駄でなかったのであればいいな。

そんな、自分の今求めるタイプを再確認した8人目とのデートでした。

本日のデートアプリ川柳

欲しいのは　聞き上手より　くどき上手（字余り）