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デートアプリでデートしてみた 1人目再び


オープンな関係に挑戦しているアラフォー母さんです。

アプリで出会った方一人目のおじさま(50代半ば、バツイチ、飲食関係)と2回目のデートをしてきました。

この方とはアプリを始めてすぐから、
かれこれ2ヶ月LINEのやりとりしており、
一回目のデートから約一ヶ月半ぶりの再会となりました。

その間もコンスタントにメッセ下さり、他愛もないやりとりをしていたので、2回目はかなりリラックスした気持ちでお会いできました。

1回目からオープンな関係の私の状況を理解した上で、お互い忙しい中空いた時間を楽しく過ごせる相手としてどう?と積極的に、でも紳士的にお誘い頂いていたのですが、
何しろアプリでデートが生まれて初めてだったので、いきなりそんなオファーが来るとは思っておらず正直面食らってしまい、まだゆっくり進めていきたい、とお答えしたのでした。

でも話していて面白かったし、直感や自分の求める事にとてもに情熱的で正直な生き方やポジティブさがとても素敵だとは思ったので、2回目のデートをしてみることにしました。
あとかなり年上でバツイチというのと、最初からLINEがフルネームだし勤務先も教えてくれたのでググったら身元確認がとれた、というのがなんとなく安心感でした(笑)

さて、2回目は
「僕の家で手料理をご馳走したいけど外の方が良いよね?」というお誘いを頂き、もちろん外食を選ばせて頂きました。
ただ、暑い中あまり歩かなくて良いように駅からすぐのレストランを予約してくれるところなど、年の功の気遣い。

最初は近況報告など普通にお話しして、
すごく話が盛り上がる、というのではないんだけど、おじさまが面白いしよく喋るので私が聞いて楽しんでる感じ。

そしていつのまにか話はまた「そういう関係」としてどうか、というオファー的な流れになりました。

そういう関係になったとしたら何を望んでいるか、と聞いてくれたので一瞬困りました。
それがまだ自分でも良くわからないから。
まず答えたのは、
精神的にも肉体的にも女性として扱ってくれる事。
甘やかしてくれる事。

そして最後に出てきた言葉は、

意思決定者になりたくない、

でした。

これは自分でも意外でした。そんな事考えていなかったのに。
聞かれて3番目くらいに出てくる言葉が実は本音だと聞いたことがあります。
そして人は人に思わぬ質問された時に、自分が思ってもみなかった本音に気づいたりするものです。
これが私の本音かもしれない、と思いました。

意思決定者にならないこと。
何かを決めることに疲れているのかもしれないな、と。

思えば結婚して平穏だったのはほんの一年半くらい、
すぐにセックスレス、不妊治療、子育て、離婚となり、そして新しいパートナーとの遠距離恋愛、子育てと恋愛の両立、そして別れを経験しました。
何年も何年もずっと人生を左右する大事な意思決定に迫られ、いつも問題があれば解決の為イニシアチブを取り決断を続けてきました。
私と私の未来だけでなく、子供と夫とパートナーの分も。
そんなプレッシャーと、意思決定と、それがうまくいかなかった失望の繰り返し。

そして今回始めたオープンな関係も、またそう。
子供の為にヨリを戻そうか、という話になっても
元夫からはそもそもの離婚原因だったセックスレスどうしていきたいかについては何の意見も話も出ませんでした。
離婚前と同じ、私が何も言わずにいれば、「一見幸せな夫婦」になれるのです。
放っておいて私の性欲が年齢と共に枯れるのを待っているのか、
単に下手に寝た子を起こすのを避けているのか。

けれど私は一度目の結婚で味わった地獄に、また戻りたくはなかった。
決めなければならなかった。
また口火を切ることを。
新しい、未知の価値観に、オープンリレーションシップに踏み出してみることを。
また、意思決定者になることを。

だからもう疲れてしまいました。
今私がパートナーに求めるのは、それをしないで済むこと。

もー誰か全部決めてくれ(笑)

ただ甘えて流れに身を任せたい。
交際してるか、マンツーマンなのか、セフレなのか、そんな定義もモーヤダ。

そこで、オジサマにマンツーマンの付き合いを望んでいるのかどうかを聞いてみました。
すると彼は、

今の所は私が誰とデートしてもいいけれど、それを知りたくはない、お互いを縛りたくはない。
けれどお互いをもっと知って、同じタイミングで二人がマンツーマンになりたいと思ったらそれもありかもしれない、とのこと。

ちなみにオジサマはもうアプリは退会したそうです。(アプリに生活をコントロールされる感じが嫌なのだそうで。確かに少し前からアカウント消えてました。) 
そんな潔さも好ましい。

おお、なんか私が求めている今の感じにはやっぱりちょうどいい感じ?
お互い都合のいい相手?

そしてオジサマと私はパートナーに求めるものがとても似てそうなのです。
話してみてお互いパートナーとは内外問わず常にイチャイチャしてたいタイプ、
相手を喜ばせてあげたいタイプ、
情熱的なのが好きなタイプだと分かりました。

私もイチャイチャしたいタイプだと伝えたら、

「それなのに元旦那さんと男女として終わってしまっているのは毎日辛いだろうね」

と言ってくれました。
そんな事をストレートに言ってくれた人は初めてで、
胸がえぐられました。

そっか、私毎日辛いんだな。
イチャイチャできる唯一の相手とできなくて。

じゃあなるべくイチャイチャしてくれる人がいーんだわ!


なのに、、
オジサマ、肝心のイチャイチャムードにしてこないのです(笑)
俺の家に来てくれれば、、的な誘いはしてくれるんですけど、
言葉で説得されてもオファー面談かーい、という感じ。
まあランチだし、行きつけのお店だし、というのもあると思いますが、
これは、アレですね。

私、スキがなくて触りづらいんですね。。(←自覚あり)

これは私の若かりし頃からの懸案事項。
であれば勇気を出して私からさせて頂きましょうボディタッチ。


そこからはおじさまも「オッケ出た!」と思ったらしく、ビースト開放な感じでした。
ご飯だけで帰ったものの
帰り道もずっとくっついてくれて、
そういうとこは合うなー、と感じました。
公衆でイチャこくアラフォーとアラフィフって
絵的にはドン引きですけどね。

だって5人目さんはホテル出たらノータッチ、で
6人目さんは人前では手を繋ぐのもNG(一応既婚の為)、that's セフレ、という感じだったので。

その点PDAレベルが同じ人だと満たされるなぁ、と再確認しました。

しかし、
週末も仕事がある時もあるオジサマと子持ちの私では夏休みもあったりしてなかなか予定が合わず、
次におデートできるのはしばらく先になりそうな事を伝えたら
それ以来全然メッセージが来なくなりました。
あのイチャイチャは幻だったのかと思い始めています。

まあもしかしたら夏が終わったらお誘いがあるかもしれないし
このまま熱が冷めて飽きられるかもしれないし。
流れに身を任せることにしてみます。

自分の快適なイチャ度合いが分かったし
思わぬ自分の「オラ意思決定したくねぇ」という本音にも気づけたので
なかなか良きデートでした。

本日のマッチングアプリ川柳

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