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母には頭が上がらねぇ(パート1)

こういうことは直接言った方がいいと思うのですが、ちょっと照れ臭いですし、誰かに自慢したい気持ちもあるので、今日は母のことをお話しします。

私が東京で一人暮らしを始めてから丸2年が経ちましたが、母は不定期で荷物を送ってくれています。中身は食べ物であることが多く、母曰く「自分では買わないけどあったら嬉しかったりつい食べちゃうもの」みたいなのをテーマに選んでくれているそうです。お取り寄せの美味しい豚まんとか小籠包とか、ちょっといいジャムとか、さけるチーズが全種類入っていたり(小学校のお弁当に入ってるの嬉しかったな〜)私の好きなものを知っているからこそツボをついてきては私のテンションは上がります。

ただ、紛れてきな粉棒やこんぺいとう、チュッパチャップスとかが入っていることがありまして、特に昔よく食べてたわけでもなければ、好きアピールをした覚えもないのに、謎にセレクトされた物たちとも顔を合わせることがあります。(もし誰かにもらったものだったらここで暴露しちゃってごめんなんやけど、)母のチョイスなのであれば、真剣な顔で真面目に選んでいる姿も、ボケとしてニヤニヤ選んでいる姿も両方想像つきます。どっちなんだろう。どちらにせよ母らしいなぁと私はいつもほっこりしちゃっているのです。

そして、イベントの季節になるとシーズナルな荷物が届きます。クリスマス前にはカードと一緒にオリーブやチーズ、一緒に入っていた小さなクリスマスリースは玄関に飾りました。ハロウィンにはカボチャ型の入れ物に入ったお菓子が届いたり、バレンタインにはチョコレート、ひな祭りにはポン菓子が入っていたり。小さい頃からポン菓子をバリバリ食べるの大好きなんです。一瞬でなくなります。昔は家族での行事ってなんとも思っていなかったけど、一人でこの荷物を開けると、何気なく過ごしていた日々が本当に恵まれていたんだと思い出されます。友達家族を呼んでクリスマスパーティをした時の母のスペアリブ美味しかったなぁとか、中学時代のバレンタイン前夜は工場のようなチョコ作りしたなぁとか。届いた段ボールを開けてひとつひとつ取り出すたびにそんなことを懐かしみながら、今もなお、変わらずに思っていてくれる人がいる幸せを噛み締めるのです。

以前帰った時に荷物の感想を伝えると、毎度何を入れようか考えるのが楽しいんだと母はニコニコ言っていました。ありがとう。
ここまで育ててもらうまで、計り知れないほどの時間とお金をかけてもらっていると思いますが、実家を離れた今でもずっと気にかけてくれていて、支えられています。そして時間やお金以上に、どこの誰にも負けないぐらいの十二分な愛を今も昔も注いでもらってるって本当に感じます。有難い以上に表現できる言葉を持ち合わせていませんが、絶対的な帰る場所が私にはあると思えることって強すぎる。まだ親孝行もできてないし、何かで返せるのか不安なぐらい受け取っているけど、帰省すると結局甘えちゃうんだよな。ママのご飯食べたい。来週帰るの楽しみ。

恵まれた環境に感謝して、
もらった愛を忘れずに前を向いて進んでいきます。
いつもありがとう。

なんだかママの素敵な部分を書き切れてない気がするので、娘バカ?ですがこれはパート1として、追記を楽しみにお待ちください。


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