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おばんざい屋さんで昼食の後、ギャラリーで美術鑑賞の午後(2月16日木)

きょうは10537歩も歩いた。

京菜味のむら

川柳教室の後、ひとりランチ。築80年以上の京町家を改装したお店「京菜味のむら」。1階に椅子席もあるけど満員で、「2階の座敷で大丈夫ですか」「はい」ということで、靴を脱いで座布団に座って、いただくことになった。町家ならではの狭くて急な階段を上り、畳に座る。膝が弱いとできなさそうなので、最初に聞いてくれたんやな。私、できました。

おばんざい、ガラスのきれいな器に少しずつ入っている。少食の私にはぴったり。常々、外食したいけど残したら悪いしなぁと、お店と食べるものを選んでいる。お肉をがっつり食べたい人には物足りないと思うけど、そういう人も、たまにはおなかと心にやさしいおばんざんも食べてみて。

写真 上/左から、さわらの西京焼・肉団子とコロッケ・油揚げと人参と菜っ葉の煮物
下/左から、高野豆腐と枝豆の煮物・ほうれんそうのおひたし・きんぴらごぼう
味噌汁と雑穀米つき


おばんざいが入っていたガラスの器
手前は箸袋


ギャラリー八坂茶閑

建仁寺のすぐ南に「ギャラリー八坂茶閑(さかん)」がある。

渋い暖簾


格子戸がしまっていたら通り過ぎたと思う。
コロナ禍で戸が少し開いていて、展覧会をやっていますよという案内がされていて、内側がちらっと見えたので入れた。

それに、私のすぐ前には、連れ立ってこられたご婦人お二方が、戸を開けて入ろうとしていたところだった。おかげで私もその後ろについて入ることができた。

1970年に建てられた数寄屋風建築をギャラリーにされている。
「八坂茶閑」開廊記念 『PASS 』展 第二章
日本画と截金(きりかね)作品が展示してあった。
広くてきれいなスペースにダイナミックな日本画、和室に繊細な截金作品、お庭も眺めながら、優雅な時間を過ごすことができた。

帰りがけ、先ほどのお二人に背広の紳士が懐かしそうに話しをしてお礼を述べておられる。私にも「ありがとうございました」と言われる。
「通りすがりの者ですけど、以前に截金の展覧会に行ったことがあったので、入ってきました」
「またどうぞ、お気軽に来てください」
「気軽に入ってもいいところですか」
「はい。そうしてほしいです」と言われた。
ほんとに、ふらっと入って美術品を見せてもらっていいの。
多くのギャラリーで「お気軽に」と言ってくださるけど、本音かどうか、ちょっと気になる。まあ、そう言われるんだから、この近くを通ったときには、また気軽に入らせてもらうことにする。

ギャラリーでもらってきた案内状


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