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割引シールが空しく見えるかも(4月24日水)

スーパーの閉店時間が近づくと、お刺身みたいな生ものや惣菜の容器に割引シールが貼られていく。最初は10%オフのシール、そこから時間がたてば30%オフ、そして半額と、シールがどんどん重ねられていく。安く買えるのはありがたい。

小腹がすいたおやつ時に惣菜コーナーをのぞいたら、「手作り大学芋」に10%オフのシールが貼ってあったので、1パック買ってきた。
加工日は24日の8時、消費期限も24日で、当日中に食べてくださいという表示。

朝の8時に大学芋を作ってくれた人がいるんです。
食べたいけど面倒だから自分は作らない大学芋を、朝早くからスーパーに来て作ってくれる人がいらっしゃるんです。
その人が割引シールを見たら、どんな気持ちになるのかなと、ふと思った。せっかく頑張って作ったものを、時間がたったからといって簡単に値引きするなんて、空しくなるんじゃないかなと、大学芋を食べながら思ってしまった。

大学芋に限らずどんな商品もそうだけど、作って売れるのが一番。空しくならないように、せめて売れ残りませんようにと願う。

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