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電車の補助椅子で助け合い(9月15日金)

電車の乗降口付近に補助椅子が隠れている。どっしり座る椅子ではなくて、使いたい人が自分で出し入れして利用する。通勤時など混雑しているときはご遠慮くださいということだけど、私が電車に乗る時間帯は、もうその時間は過ぎているので、補助椅子は使える。

きょうたまたま、同じ駅から乗ったご婦人が補助椅子を使おうとしていた。あれ、結構重くて、座れる状態にするのに、力を込めて引っ張り出して、その後、ぐぐっと体重ごと力をかけないと、椅子になってくれない。
そのご婦人、椅子を出そうと頑張っておられるんだけど、水平になる位置まで下ろせない様子。私もすぐ近くにいたので、一緒に椅子を下ろそうと、両手に力を込めた。二人がかりで椅子を下ろせた。「ありがとうね」と言われ、顔を見合わせて、にこり。共同作業完成。

ご婦人が先に補助椅子へ。「あなたもどうぞ」と言われたので、遠慮なく横に座らせてもらう。
「固いねぇ、この椅子」「そうですねぇ」と会話が始まる。そこで終わらず、「私、これから孫のところへ行くの」と話してくれる。そして、お孫さんの話が続く。
2駅だけだったけど、お隣になった方とおしゃべりできて、私も楽しかった。補助椅子のおかげ。

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