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「どうする手荷物」ポスター啓発している市バス(11月12日/日)

大きなキャリーバッグをゴロゴロ引きながら清水寺周辺を観光している人たちを見かけた。段差も多いし、重いだろうし、荷物をどこかに置いてから観光すれば楽なのに、それができないから、荷物を持って歩く羽目になるんでしょう。
京都駅→宿泊先、あるいは宿泊先→京都駅と、荷物を運ぶサービスがあるので利用してねと、京都市観光協会なども呼びかけてはいるものの、その声はなかなか届いていない模様。いくら運んであげますと言っても、外国の方にとっては、自分と荷物が離れ離れになるのは信用ならんという心情らしい。

NHK大河ドラマ「どうする家康」によく似たロゴで「どうする手荷物」と印刷されたポスターが市バス車内に貼ってあった。大型荷物を預けて「手ぶら観光」をしましょうと勧めている。できることなら、みんな手ぶら観光したいですよね。

京都駅に着いて宿泊先に入るまでに清水寺に行く予定だったら、荷物をそのまま持っていくほうが手っ取り早い?
ただ、大きなバッグを市バスに持ち込まれると、狭い車内は窮屈で、乗客が降りるのにも苦労する。もうこれ以上乗せられないというバスは「満員通過」で、バス停で待っている人が置き去りにされる。

観光シーズンには臨時バスも出ている。車内に大型荷物置き場が設けられているバスもある。いろいろと対策は打たれているけれど、それ以上に観光客が多いということで、バス内の混雑は解消されない。ゆったり京都を楽しむには、シーズン外れしかないか?

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