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「筒井大介の仕事展」鑑賞(12月21日木)

月1回の川柳教室の帰り、きょうは錦市場内にあるベーカリーでランチ。後で調べたら、ここのベーカリーは「ニューヨーク発」だそうな。
京都でも老舗の錦市場、以前は生鮮食料品を扱うお店が多い「ザ・市場」だったけれど、今やすっかり食べ歩きができる観光スポット化していて、外国人旅行者が多い。
ベーカリーの店内も、お客さんの4分の3ぐらいが外国の方だった。中には、スマホの向こう側の人としゃべりながら食事している人もいる。英語じゃない何語かわからない言葉で、「わたし、今、こんなところでこんなパンを食べているのよ」みたいな実況中継。大きな声で賑やかなので、思わず振り向いた。怒る人もいなくて、当人たちは笑っていて楽しそうだったから、いいんだけど。卵サンド、アッサムティー、おいしかったし。


さて次は「筒井大介の仕事展」の会場へ行った。絵本編集者・筒井大介さんが手がけた絵本が展示されている。
1か月ぐらい前に読んだ美術評論の新聞記事に「点数が多いので鑑賞には時間がかかる」と書いてあったので、覚悟して行った。
筒井さんが一緒にお仕事された52人の作家さんの絵本原画がずらりと並ぶ。当たり前だけど、どれひとつとして同じものはない。作家さんの絵のタッチも違うし、本の大きさ・形態も違う。でも、それらを見ていると、じわ~っと温かい気持ちになれるのは、絵本という媒体のおかげだと思う。
鑑賞に時間がかかるのは、絵本に登場する人物やキャラクターが個性的で、それぞれ見過ごせないから。

展覧会のフライヤー
会場入り口/ここだけ写真撮影OK

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