向田奈保

介護、福祉、医療界隈の物書き。1983年埼玉県生まれ、香川在住。高齢者住宅新聞社にて長く現場取材。のちにフリー。 コミュニティ、まちづくり、場のチカラ、建築、空間、風景。旅と南米。organic。

向田奈保

介護、福祉、医療界隈の物書き。1983年埼玉県生まれ、香川在住。高齢者住宅新聞社にて長く現場取材。のちにフリー。 コミュニティ、まちづくり、場のチカラ、建築、空間、風景。旅と南米。organic。

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    • 新米ヘルプマン!

      福祉・介護関連の取材を10年以上→やっと現場へ。 夫(49)は15年以上の介護福祉士、私(39)、超新米ヘルプマン! ケア×人類学×建築(場のチカラ)で、本書きたい。

    • 「余白」を考えるための「余白」。

      「余白」って大切だよね。その理由を言語化してみたい。タネとなりそうな雑記帳。

    最近の記事

    新米介護士 勤務始めて6日間

    プロフィール 改めて簡単な自己紹介を。 香川県で暮らす私。夫は特別養護老人ホームで働く介護福祉士。すでにこの業界で15年以上仕事をしています。 一方私は、10年、介護・福祉業界を取材してきました。 元・高齢者住宅新聞社記者。 コロナ禍となって思うような取材活動ができないこともありますが、娘(現在7歳)の子育てを通じて、地域の課題、資源などが見えてきました。 「自分でもいつか”場”をやりたい」とは常々思ってきたこと。 夫は私より9歳年上。50代目前。 「夜勤明けの体力が回復

      • 移動こそ介護予防 ー福祉Moverー

        MWS日高 フレッシー便・大規模デイ  群馬県前橋市。県庁所在地で、高崎市に次ぐ人口約33万人・第2位のまち。   一般社団法人ソーシャルアクション機構・代表理事の北嶋史誉さんを訪ねます。北嶋さんの前職は、高崎市を中心に介護事業を展開するエムダブルエス日高(MWS)の代表取締役。私は新聞記者時代に何度か取材させて頂いてきました。  10年ほど前「デイサービスに移動販売車を導入する」というニュースで伺ったのが初めて。その時「もうすぐ面白いデイサービスができる」とお聞きしました

        • 物書きと、介護士になる。

          介護・福祉に関する取材活動を始めて10年経過。  「こんなユニークな施設やいい取り組みをしている事業所があって…」などとは色々語れます。特養からデイサービス、宅老所、障害者ケア、B型施設まで様々に。北海道から沖縄まで、いろいろ沢山知ってます。  これまでに取材させて頂いたり、訪れた施設は3桁の数。  だけどなんの実務経験も資格もない。介護・福祉の仕事をしている人の、現場のリアルを身をもって知らないという事実。(夫は15年以上の実務経験を持つベテラン介護士だけれども…。)

          • gift ー「贈与」を考えていくと…

            受け取ったものを、たぶんどこかで「do」していて、それはまた未来のどこかで、繋がれていく、継がれていく。 そんな風に、最近の子育て生活のなかで、あるいは仕事において、思ったり、思いだしたりします。 2022年、コロナは終息しないまま、終わろうとしています。 今年の始め、何を思ったっけ? 「コロナを言い訳にしたくない」と動いた部分と「まったく変わっていないな。あかんやん!」と反省する部分と。 ただ、たくさん本は読んでいました。 趣味のひとつは読書だと、自信をもって言え

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            「自由になる」ー捉われないということ。

            モーネ工房さんのこと かがわ里海大学という団体があります。里海づくりに求められる人材育成を目的とした「学びと交流の場」で、定期的に様々なイベントが企画されています。過去、家族でウミホタル採集&観察イベント、海ごみスタディなどに参加したことがありました。 12月4日に参加したイベントが「里海いろの紙でカレンダーを作る」というもの。イベントの講師が以前取材させて頂いたことのあるモーネ工房の井上由季子さん。 迷わずに参加申し込みをしました。小学2年生の娘・ひびきと私、二人分。

            ―with(ーと、の世界を問う)

            『ともに生きることば』出版記念イベント 参加レポ の前に。 建築家・アレグザンダー『パタン・ランゲージ』との出会い   私が“いま、最も超絶面白い!!”と思っている施設を設計した(している)建築士の八木稔文さん(わくわくデザイン)が以前教えてくださった建築家が『都市はツリーではない』を書いたクリストファー・アレグザンダーです。  八木さんは介護施設を設計するにあたり“特養のツリー構造に問題があるんじゃないかと考えた”と言います。    理事長、施設長をトップに、事務長、

            「海」からは離れられない、2022年夏ー最終話 波乗りと”ゆきや荘”、四国最東端

            どこ行こかー?   夫婦揃った8月14.15日の連休。 この夏、今年の家族旅行を、子ども(7)の骨折トラブル旅行で終わりたくなかった私。   よし、リベンジだ~!   3回目ワクチン接種か陰性証明で宿泊キャンペーンをやっているところー高知か徳島か愛媛へ行こうじゃないの。 取り急ぎ、3回目ワクチンを接種していない私は陰性証明をゲットせねばなりません。 香川県民で健康であればPCR検査は無料。ふむふむ。 抗原検査の有効期限は2日、PCRは3日間。が、PCR検査希望の人が増えて

            「海」からは離れられない、2022年夏ーその③ 骨折7日目の海水浴

            朝日のぼるなかで 早朝5時。 骨折した娘、すやすやと眠るなか、私は旅館の最上階にある温泉を少し味わっていました。   朝日がとんでもなく美しいじゃないか!!   急いでお風呂から上がって、着替えて、海辺へ走ります。  7時半、旅館のチェックアウトを済ませ、高速を飛ばし地元―香川県へと戻ってきました。 「なんで、骨折したんよぉ」 「なんで、(落下を)受け止めてくれんかったんよぉ」 もっと遊びたかったよね。海で泳ぎたかったよね。 娘の、この言葉が、突き刺さります。 ゴ

            「海」からは離れられない,2022年夏ーその②

            「7月31日、夏は終わった」と思った。 鳥取県大山町にある、野性的アスレチックの宝庫「森の国」。 とても楽しい場所なんです。 遊具が“人工的すぎず”、いい! アスレチックも2コースあって、これがなかなかハード。 だからこそチャレンジしがいがあるというか。 昨年初めて訪れて、2回目です。 が。   私たち夫婦、娘はアスレチックがもともと得意なので「いけるやろ」って目を離してしまったんです。   着々とアスレチックのコースをクリアしていく娘。 夫も私も遊んだり。 最後の最後の

            「海」からは離れられない、2022年夏。その①

            夏は好きですか? 私、夏が一番好きなんです。 ”冬至”生まれなんですけど。 2022年の夏、どうお過ごしでしたでしょうか? 社会情勢がまったく良い方向に向かわず、酷暑ということもあって、心身ともに本当に「お疲れさまです」な夏。 お盆を過ぎて、夜明けの時間が遅くなってきたり、入道雲ではなく鱗雲を見たり、いちじくが市場に回り始めたり…そうそう、虫の泣き声にも秋を感じます。   ……… 子ども(娘・小2)が夏休みなので、どうしても取材活動は一時オフになってしまうのですが、興味・

            コスパじゃなくて、気持ちいいこと。

             無農薬野菜が一つ100円。ランチはメインをお魚がお肉を選ぶことができて、野菜たっぷり、お汁もついて550円。ボリュームたっぷり。味付けも丁寧で、とても美味しい。  香川県高松市にある「あじさいファーム」。運営しているのは、障害のある人の生活や就労支援をする社会福祉法人ナザレの村。  一歩考えると気づくんです。大事なところは「コスパじゃない」って。気持ちいいことだって。  気持ちいい空気感  “あじさいファーム”という場の空気が心地よくて、「いらっしゃいませー!」とスタッ

            仏教ってなんだろう。「市民性」を考える。

            「見樹院」を知る 前回、天然住宅(西東京市)さんのお話を綴りました。 「家を買う」ではなく、一緒に「つくる」という方向なら、もっとずっと気持ちよくて、心地いい家ができるのだろうなと感じます。 そして。 建築は、やっぱりとても面白い!!これからも、問い続けていきたいと思います。    さて、天然住宅さんへの取材が決まった際、私は一冊の本を読んでいました。環境活動家・田中優さんと、建築士・相根昭典さんによる『天然住宅から社会を変える30の方法』です。  本のなかに出てくる「見

            家を一緒に「つくる」-天然住宅

            「建築は第三の肌」  (向田)わたしは記者として、様々なデイサービス、低額老人ホームから入居金がすこぶる高額な高級老人ホーム、あるいは古民家型の宅老所(のような施設)などを訪ね歩いているうちに、心地いい施設には共通項があることに気がづきました。古民家で、縁側、コの字型、ぼんぼり、障子がある…といったことです。さらに椅子の高さ、手すりのかたちなど、計算しこだわって設計された空間もあって、しだいに建築に興味がわき出しました。そんななか出会った「建築は第三の肌」(正確には、肌では

            ダイアログ・イン・ザ・ダークー純度100%の暗闇で。

             5月下旬、東京・竹芝「対話の森」ミュージアムに私はいました。 ダイアログ・イン・ザ・ダーク(DID)を体験するためです。DIDとは純度100%の暗闇をエンターテイメントとして体験する場です。ある人から「面白い」と聞いて知りました。 怖いよ、怖い   DIDは一日に数回開催されており、この時期開催されているのは「歓喜」バージョン。所要時間は90分。一回の定員は8名までとのこと。私はこの日、一番最後の回・18時15分開始の回のチケットを購入していました。 18時前、前の回の

            美しい、はうれしい ②

            花鳥風月  テキストのタイトル『美しい、はうれしい』は、実は『庭は手入れをするもんだ 養老孟子の幸福論』という本から借りています。この本ではまず、養老さんが「花鳥風月の世界」を訴えます。花鳥風月の世界とは人間の意識の外に、人間の意志とは無関係に広がっている世界(=自然)のことで、 「人事の世界」も「花鳥風月の世界」もそれぞれプラスにもマイナスにも変化し、そのなかで私たちは生きています。どちらかの世界で何か大きなマイナスが起こった時、もうひとつの世界に駆け込めたら、そのマイ

            美しい、はうれしい。①

             2022年も真ん中に近づいています。  今年の始まりは、我が家は「コロナ騒動」で始まりました。 1月下旬に夫と(7歳)が相次いでコロナ陽性。私は濃厚接触者として、計26日間もの自宅待機を要求され…とても辛い日々を過ごしました。  それゆえ、春は本当に春でした、笑!! 3月下旬、2年数か月ぶりに実家のある埼玉に帰省したのですが、5日間本当に楽しくて。  実家の風景や実家のある街並みが愛しく感じられ、久しぶりに再会した友人などとのおしゃべりもとても充実した感じで…。  コロナ